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カテゴリ: 市政・議会

 2月27日より上田市議会3月定例会が開会しました。約655億円の一般会計当初予算などについて審議を行ってい参ります。
 また、来週3月5日(月)~7日(水)まで、代表質問、一般質問があります。
私は、3月6日(火)夕方18:00からの45分間、質問に立つことになりました。


以下、質問項目です。

1.私有地を道路敷地として使用する位置指定道路
(1)建築基準法、市の規定等に基づく位置指定道路とは、特定行政庁である上田市の役割について
(2)位置指定道路に関する市民、自治会からの相談・要望及び制度上の課題について
(3)道路整備及び維持管理の現状と課題、市の対応策及び支援について

2.上田市の広報・広聴のあり方
(1)上田市のホームページ等(インターネットなどによる情報交換)について
 ①ホームページの使いやすさ(アクセシビリティ)の評価と課題
 ・現行の運営についての評価
 ・総務省「みんなの公共サイト運用モデル改定版(2010年度)」への対応状況
 (日本工業規格であるJIS X8341-3:2010に基づくウェブアクセシビリティ方針策定、試験の実施と結果公表等のスケジュール)
 ・ホームページの運営の見直し(トップページ(ライフサイクル別の表示)や子育ち支援サイトの作成) ・スマートフォンに対応したホームページについて
(2)広聴のあり方について
 ①インターネットを活用した市情報の相互交換のあり方について
   フェイスブック等のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した市民等との双方向による情報交換
 ②上田市の広聴の考え方について
 ③市長と市民との直接対話による意見交換について

3.脳脊髄液減少症
(1)小中学校の症状を抱えた子供に関する実態調査の実施・養護教諭への研修計画について
(2)市民等への啓発・研修会、市職員に対する研修について
(3)小中学生に対するブラットパッチ療法等に保険適用外の医療費支援について
  (飯綱町・・平成22年度より町3割負担、
   飯山市・・平成24年度より1回20万円を限度に半額負担を実施)

 草稿はできましたが、しっかり推敲していきます。
議員個人が唯一、市政に対して質問、提言できる機会が一般質問です、しっかり気合を入れていきます。

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 12月19日、上田市議会閉会後、公明党上田市議団は母袋上田市長に「平成24年度予算要望書」を提出しました。14の重点要望項目を含めた182項目です。
14の重点要望項目は以下のとおり。

①21世紀型公共事業の予算増額
学校耐震化及び地震対策、災害に備えた河川、用排水路、道路等の補修、維持管理の充実を図ること。
②交流・文化施設建設への取り組み
(1)自然エネルギーの更なる活用、導入を図ること。
(2)ユニバーサルデザイン・構造(視覚・聴覚・肢体等 障がいのある方への配慮)の導入を推進すること。
(3)防災・避難場所としての機能の充実を図ること。
(4)運営経費(ランニングコスト)の更なる軽減を推進すること。
③防災対策
(1)地震等災害時のBCP(業務継続計画)の早期策定を行うこと。
(2)危機管理室の体制充実を図り、総合防災センター機能の検討を行うこと。
(3)防災会議の充実を図り、防災対策に女性の視点を積極的に取り入れること。
④小中学校でのキャリア教育(仕事体験、職場見学)の更なる充実を図ること。
⑤定住自立圏による近隣市町村との連携
中心市として各市町村との連携を強化し、実施に向けた具体的な取組を行うこと。
⑥上田市立産婦人科病院と信州上田医療センターが密接に連携し、安心で安全な周産期医療体制を整備すること。
⑦セーフティネットの拡充
(1)児童虐待防止のためにあらゆる取り組みを図る。
(2) 生活保護受給者の自立支援を推進する。
⑧発達障がいへの支援拡充
(1)5歳児検診を実施し、発達障がいなどの早期発見と支援体制の充実に
努めること。
(2)発達相談センターの中で、療育センターの機能やペアレントトレーニングなどの支援事業を拡大し充実させること。
(3)乳幼児から成人に至るまで発達障がい児(者)支援ノートの発行、作成の推進。
(4)学校及び地域、公民館活動等における発達障がいへの理解を深めるための啓発活動の拡充を図ること。
⑨円高、震災の影響に伴う経済・雇用対策の更なる推進。
⑩有害鳥獣対策の更なる推進を図ること。
⑪災害に強いライフラインの構築推進を図ること。
⑫ゲリラ豪雨等に備えるため中小河川の改修・整備を促進すること。
⑬公共施設における太陽光発電設備の設置とともに民間住宅への公費助成を拡充すること。
⑭生ごみ処理基本計画を策定し、本格的なごみ減量に努めること。

 公明党上田市議団では、市長に対して「平成24年度予算要望書」を提出いたします。
以下は、「はじめの文書」です。


 私ども公明党市議団は、上田市の新年度予算編成に関して「平成24年度予算要望書」を策定いたしました。特に重要性の高い施策14項目を重点要望項目とし、合計182項目に関して、上田市及び市教育委員会の各部局ごとに要望項目を挙げました。
 「平成24年度予算要望書」の主な着眼点は、以下のとおりです。
1. 3.11東日本大震災により、いままで行ってきた安全そして安心に関する施策を根本的に見直し、早急に対策を講じることについて。
2. 多くの市民からの声である「発達障がい」「うつ」「認知症」等への対策を強化するとともに、安心な医療体制の構築を支援することについて。
3. 円高、震災の影響に伴い今後、懸念される地域経済及び雇用に加え、生活保護受給者の自立などセーフティネットの拡充について。
4. 早い段階での対応が必要な、「交流文化施設建設」「資源循環型施設」「定住自立圏」「新エネルギー」について。
この182項目は、「現場第一主義」に徹した各議員が、市民の皆様か
ら寄せられた貴重なご意見・ご要望を基に、取りまとめたものです。
「平成24年度予算要望書」について、 新年度予算編成に臨む市長はじめ各部局の積極的な対応を強く要望するものであります。
                              平成23年12月19日
                              公明党上田市議団  

 一般質問 その3続きです。

主な質問

〇今年度実施した子宮頸がん予防ワクチン接種に関する現状と課題について
質問: 本年度の接種助成の対象年齢者の接種人数の実績はどうか

答:接種実績(9月末現在)1回目から3回目までの接種件数は4,766件。
 第1回目の接種者は、高校2年生相当年齢649人接種率は77.9%。中学1年生から高校1年生相当年齢は2,232人、接種率は72.5%。
 市町村別接種率上田市76.8%(長野市65.3%、松本市76.1%)県平均71.3%上田市は接種率が高い。

質問:子宮頸がん予防ワクチンは、6か月の間に、一定の間隔で3回接種することになる。国の助成が今年度末で終了するため、第1回の接種を9月末までに行わなければならず、必要回数を接種できなかった対象年齢者に対する支援と来年度の接種助成の継続と国予算の動向はどうか

答:今後の国、県の補助にもよるが、対象期間外の接種は自己負担。
  この事業の継続については、平成24年度から定期予防接種への法改正は難しい。
  国は「新年度予算の概算要求の中で事業の継続を検討する」といっている。現在、定期予防接種と財源の確保について国に強く要望している。

質問:子宮頸がん予防ワクチンは発症を押さえる効果があるとされているが、期間は限られている。また、発症したがんの進行を抑えるものではない。
20代からの定期検診や30代からのHVP検査や細胞診が早期発見への道筋となる。
また、予防ワクチン接種だけでよいという誤解も多く生まれている。
そこで、ホームページ、広報うえだ、健康講座、学校での授業を通じて予防接種その後の健診の必要性など、市民へのわかりやすい周知と情報提供が必要だが、市の対応はどうか。

答:学校では、ワクチン接種開始時に当時の高校一年生と保護者を対象とした研修会、中学・高校の養護教諭を対象とした研修、高校生を対象とした出前講座等を行った。
今後の事業の状況、がん検診の重要性等を随時、市のホームページや広報等を通して周知する。



発達障害や病のある子を持つ、保護者の長年にわたる苦悩そして孤立や孤独を、地域や身近な人が支えていくこと、そして、政治や行政ができる限り応えていくことが必要です。
この上田市において
私は、安心して子どもを育てる、そして子どもが育っていく
ために、しっかり取り組んでいきます。

 昨日で一般質問がすべて終わりました。

 私は、今回「長年、不安を持たれている方、苦悩されている方の心に近づきたい」と思いながら、質問の準備を進め、一般質問にのぞみました。
 
 そして、本番45分間の質問も時間が経つにつれ段々、言葉が強くなってしまいました。

冒頭の言葉です。
「いままで、お子さんをもつ多くの市民の方々から相談やご意見を頂いてまいりました。
今回の私の質問は、子どものことで悩むおかあさん・ご家族の想いそして、本人のこころの叫びのほんの一部かもしれませんが、親子が安心して暮らしていけるためにも、上田市はしっかり受け止めて頂きたい」

以下が主な質問と答弁です。

1.発達障害に関して乳幼児期から成人にいたるまでの支援のあり方
〇支援ノートの発行について
質問:年代、分野に関わらず継続して情報共有や引き継ぎができる支援ノートを上田市で発行し、保護者や、成人した本人に、配布する考えはあるか

答:支援ノートは社会生活を送るうえで大変重要な情報である、記載内容様式など統一し共通したノートを作成することで、より良い支援につながることから、関係者との情報交換の場を設け検討する。

再質問:記入するのはお母さん、家族である。どんな支援ノートが使いやすいか、検討にあたっては保護者、親の会などと市関係部署との意見交換の場が必要ではないか

答:作成するにあたっては保護者の意見を聞く場を設定する。

〇市関係機関と保護者、親の会との懇談会、検討会の開催について
質問:従来の行政における専門家のみ、支援する側だけの発達障害への取り組みでは、果たして発達障害のお子さんをお持ちのお母さんや、ご家族の声を真摯に受け止めることができるのか
保護者、親の会などと市の関係機関が一同に会する検討会や懇話会の開催、交流の場をつくることを提案するがどうか

答:情報の共有を図るうえで交流の場も必要。今後は、発達相談センターがコーディネート役となり、親の会の連携を図り、交流の場を設けたり、関係課職員との懇談会を開催できるように検討する。

〇健康プラザ・発達相談センターを保護者、親の会などの情報交換、交流の場に
質問:親の不安や孤立を和らげるための情報提供、交換の場をつくるために、まず健康プラザ1階に、子育てサークルの情報などと共に、発達障害などの親の会や研修会、勉強会開催の情報が身近で気軽に知ることができる掲示板の設置や、交流の場ができるスペースの確保を提案するが、どうか。

答:発達障害に悩み不安を抱えている方にとって、少しでも多くの情報を求めていることから、 行政からの情報提供だけではなく、親の会などが開催している勉強会などの情報提供ができ、誰もが気軽に情報がわかるように健康プラザうえだ内のオープンスペースを活用し、広く情報発信ができる場を提供する。少しでも不安や孤立感が和らげるよう努める。

尚、ケーブルTVで一般質問の模様が再放送されます。

上田ケーブルビジョン 12月9日 20:00~1回
丸子テレビ      12月8日 13:00~、21:45~2回。

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