公明新聞2月5日付けに廣瀬克哉氏(法政大学教授)のインタビュー記事が掲載されています。
(以下、記事からの転載)
地方議員の育成に必要な観点についての質問
『地方議会は大都市や政令市を除けば、公明党などの国政政党の会派よりも人脈的な会派が多数派だ。会派単位では組織だった育成の体制が緩く、会派で政策能力を高め、議会全体の機能が高まることにはつながらない。
この構造下では、機関としての議会が人材育成の体制を整えることが欠かせない。また、自己努力を促す観点では、住民が議員の仕事を厳しくチェックすることが効果的だ。住民の議会への無関心は、議員の育成の妨げにつながる』
今後、地方政治が果たすべき役割についての質問
『議会には、新人から期を重ねたベテランまでいる。常に世代間の新陳代謝が起こる特性を生かし、多様な議論の中で、将来の自治体のマネジメント(経営)を考える責務がある。議員は、行政側が提案する政策議案の可否を判断する際に、現場の皮膚感覚に基づき、裏付けを取って見極めることが重要だ。行政とは違う観点を持ち、安易に納得しないことが望まれる』
議員自身が、将来の自治体のマネジメントをどう捉え、提案していくか。
当に、地方創生は、地方議員の力量が試される課題です。
(以下、記事からの転載)
地方議員の育成に必要な観点についての質問
『地方議会は大都市や政令市を除けば、公明党などの国政政党の会派よりも人脈的な会派が多数派だ。会派単位では組織だった育成の体制が緩く、会派で政策能力を高め、議会全体の機能が高まることにはつながらない。
この構造下では、機関としての議会が人材育成の体制を整えることが欠かせない。また、自己努力を促す観点では、住民が議員の仕事を厳しくチェックすることが効果的だ。住民の議会への無関心は、議員の育成の妨げにつながる』
今後、地方政治が果たすべき役割についての質問
『議会には、新人から期を重ねたベテランまでいる。常に世代間の新陳代謝が起こる特性を生かし、多様な議論の中で、将来の自治体のマネジメント(経営)を考える責務がある。議員は、行政側が提案する政策議案の可否を判断する際に、現場の皮膚感覚に基づき、裏付けを取って見極めることが重要だ。行政とは違う観点を持ち、安易に納得しないことが望まれる』
議員自身が、将来の自治体のマネジメントをどう捉え、提案していくか。
当に、地方創生は、地方議員の力量が試される課題です。