がっかりです。
参議院議員選挙が終わり、期待されていた野党では党内の混乱が顕在化しています。
しっかりしてください。
政党には、それぞれの政策や将来の展望があるはずです。
以前も紹介した劇作家、山崎正和氏の言葉
『政党は幅のある信念が共有される典型的な組織であり、政治家の利己心に一定の自制を教える共同体である』
幅のある信念=もともと意見の違う政治家個人が共通点を見出し集まり、政党に所属するという意味に受け取れます。
民主党さんは、菅元首相の処遇を見るにつけ、幅のある信念が伸びきってしまって、どこからどこまで党としてカタチがあるのか見いだせません。
維新の会さんは、橋下共同代表の辞任は、国政では、より石原色になることで、党内で地方議員と国会議員の考え方がより二極化させてしまいます。橋下さんが作った政党なのに。
みんなの党さんは、大変残念、都議会でも参議院でも大躍進したのにトップとナンバー2が揉めている。更に都議会でも会派が分裂。
政治家の利己心に一定の自制が効きません。
議員それぞれ、政策や党の方向性に共通点を見出し、政党となっていることを前提に、特に国政では政党に所属した議員は有権者の皆様に選ばれた意義を忘れず、支持者・国民に疑問を持たせることのないよう、がっかりさせないようにお願いしたいものです。
繰り返しますが、しっかりしてください!