『地域に貢献する地球市民』の気概を持って

#チャレンジ2030 近い未来へバトンを!安心・安全・ワクワク

2011年12月

 ユニクロなどを展開するファーストリテーリンググループは、2013年度新卒採用を「全世界オープン採用」としました。 
 新卒・中途、経験の壁がない。
 大学1年生から応募できる(採用は卒業後)。
 国籍も国境の壁もない。
 そして通年採用。
 さらに入社前から就業体験プログラムや経営者育成研修に参加できる。
議論は様々にあると思いますが、ユニクロは当に採用活動においても斬新です。
 リンク ユニクロ 新卒募集2013年




 本年10月、公明党青年委員会では全国1073名の就職活動を行った学生、
採用を行っている(いた)企業1148社、そして職業訓練経験者561人にアンケート調査を行いました。
 過去の例がないほどたくさんの方に回答を頂きました。
 そして、12月17日党青年委員会(委員長 谷合正明参議院議員)では、アンケート結果、浮彫になった
若年雇用問題に関する「3つのミスマッチ」の打開について提言が行われ、若年雇用戦略に関わる内閣府の国家戦略担当の副大臣に申入れが行われました。
 「3つのミスマッチの打開」とは
1.学生と中小企業とのミスマッチを打開
2.職業訓練と訓練生とのミスマッチを打開
3.職業訓練と中小企業とのミスマッチを打開です。

各打開策の注目点は、
1.学生と中小企業とのミスマッチ(全6項目)
(1)情報のミスマッチについて・・多くの中小企業がハローワークを通じ求人する一方で、学生はリクナビなど就職支援サイトを多用している。ハローワークと就職支援サイトの連携強化を図ることや、中小企業の魅力が学生側により直接的に伝わるよう、ハローワークの求人票の内容改善を含め、ハローワークにおける中小企業に関する情報提供体制の充実・強化を進めること。
(2)就職活動の開始時期を大学3年生3月以降(短期大学の場合は大学1年生3月以降)とすること。
(3)早期離職率が高いことから、地域の中小企業団体が協力して、新入社員への基礎的な職業訓練・能力開発を一体的に実施など、中小企業への定着支援の充実を図ること。が挙げられます。

2.職業訓練と訓練生とのミスマッチ(全5項目)
(1)求職者支援制度で、職業への移行が困難な若者の利用機会が奪われないよう適切な運営をすること。
(2)職業訓練学校施設の環境改善(耐震化や老朽化対策)や訓練用情報機器や資材等の充実。

3.職業訓練と中小企業とのミスマッチ(全4項目)
(1)職業訓練は、地域の求人に見合った内容、適正な期間となるよう改善する。企業の求人情報と同時に、その仕事に必要な能力を得るために有効な職業訓練内容の情報提供を行うこと。

などなどが提言されています。
 常々訴えていることは、学生の皆様へ「企業規模の大・中・小では、将来は決まりません。是非、
自らの人生を選ぶ判断力を身に着けていただきたい(いつの頃か、言葉づかいに続き、リクルートスーツまでも全員同じ色になってしまいました)」。
 小学生(長野県では幼稚園・保育園からを検討しているようです)から、
あこがれの職業を描けるように、ものづくりの楽しさ、職人さんや地元企業の魅力を伝えるキャリア教育を充実させたい(高卒者の入社後の離職率は60%近くにも上る現状)。

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 12月19日、上田市議会閉会後、公明党上田市議団は母袋上田市長に「平成24年度予算要望書」を提出しました。14の重点要望項目を含めた182項目です。
14の重点要望項目は以下のとおり。

①21世紀型公共事業の予算増額
学校耐震化及び地震対策、災害に備えた河川、用排水路、道路等の補修、維持管理の充実を図ること。
②交流・文化施設建設への取り組み
(1)自然エネルギーの更なる活用、導入を図ること。
(2)ユニバーサルデザイン・構造(視覚・聴覚・肢体等 障がいのある方への配慮)の導入を推進すること。
(3)防災・避難場所としての機能の充実を図ること。
(4)運営経費(ランニングコスト)の更なる軽減を推進すること。
③防災対策
(1)地震等災害時のBCP(業務継続計画)の早期策定を行うこと。
(2)危機管理室の体制充実を図り、総合防災センター機能の検討を行うこと。
(3)防災会議の充実を図り、防災対策に女性の視点を積極的に取り入れること。
④小中学校でのキャリア教育(仕事体験、職場見学)の更なる充実を図ること。
⑤定住自立圏による近隣市町村との連携
中心市として各市町村との連携を強化し、実施に向けた具体的な取組を行うこと。
⑥上田市立産婦人科病院と信州上田医療センターが密接に連携し、安心で安全な周産期医療体制を整備すること。
⑦セーフティネットの拡充
(1)児童虐待防止のためにあらゆる取り組みを図る。
(2) 生活保護受給者の自立支援を推進する。
⑧発達障がいへの支援拡充
(1)5歳児検診を実施し、発達障がいなどの早期発見と支援体制の充実に
努めること。
(2)発達相談センターの中で、療育センターの機能やペアレントトレーニングなどの支援事業を拡大し充実させること。
(3)乳幼児から成人に至るまで発達障がい児(者)支援ノートの発行、作成の推進。
(4)学校及び地域、公民館活動等における発達障がいへの理解を深めるための啓発活動の拡充を図ること。
⑨円高、震災の影響に伴う経済・雇用対策の更なる推進。
⑩有害鳥獣対策の更なる推進を図ること。
⑪災害に強いライフラインの構築推進を図ること。
⑫ゲリラ豪雨等に備えるため中小河川の改修・整備を促進すること。
⑬公共施設における太陽光発電設備の設置とともに民間住宅への公費助成を拡充すること。
⑭生ごみ処理基本計画を策定し、本格的なごみ減量に努めること。

 公明党上田市議団では、市長に対して「平成24年度予算要望書」を提出いたします。
以下は、「はじめの文書」です。


 私ども公明党市議団は、上田市の新年度予算編成に関して「平成24年度予算要望書」を策定いたしました。特に重要性の高い施策14項目を重点要望項目とし、合計182項目に関して、上田市及び市教育委員会の各部局ごとに要望項目を挙げました。
 「平成24年度予算要望書」の主な着眼点は、以下のとおりです。
1. 3.11東日本大震災により、いままで行ってきた安全そして安心に関する施策を根本的に見直し、早急に対策を講じることについて。
2. 多くの市民からの声である「発達障がい」「うつ」「認知症」等への対策を強化するとともに、安心な医療体制の構築を支援することについて。
3. 円高、震災の影響に伴い今後、懸念される地域経済及び雇用に加え、生活保護受給者の自立などセーフティネットの拡充について。
4. 早い段階での対応が必要な、「交流文化施設建設」「資源循環型施設」「定住自立圏」「新エネルギー」について。
この182項目は、「現場第一主義」に徹した各議員が、市民の皆様か
ら寄せられた貴重なご意見・ご要望を基に、取りまとめたものです。
「平成24年度予算要望書」について、 新年度予算編成に臨む市長はじめ各部局の積極的な対応を強く要望するものであります。
                              平成23年12月19日
                              公明党上田市議団  

 上田市合併前から個別に活動を続けていた3旧市町の体育協会が、統合(合併ではない)し、財団法人上田体育協会として、それぞれの地域で活動する協定書調印式と祝賀会が行われました。この式典には市内各スポーツ団体の代表も多く参加されていました(私は市議会スポーツ振興議員連盟の事務局長をさせて頂いているので参加)。約16人の人口を有する上田市にも日本、世界で活躍するアスリートたちが多くいます。関係者を含めスポーツをする多くの方々からでる話は「体育施設の老朽化」です。市内の体育施設の老朽化は、1か所ばかりではなく、その多くが、ボロボロになっている現状です。今年度のスポーツ振興議員連盟の活動にも、市内体育施設の調査研究が挙げられています。体育施設は、スポーツの振興とともに、緊急時の避難場所の役割を持っています。
 いままで公明党上田市議団では、
公共施設白書の作成を提案してきました。公共施設白書は、体育施設も含め、学校、公民館等、地方自治体が保有する公共施設を機能、配置、運営方法など評価し、建て替え、補修などの施設整備・配置計画を策定するものです。現在、藤沢市、取手市など「公共施設マネージメント白書」として発行・運用されるなどこの白書を導入する地方自治体が増えています。昭和40年~50年代に多く建てられた公共施設は耐用年数を40年~50年に設定される場合が多く、一気に多くの建物が建て替え時期を迎えてしまうことになります。将来の人口像を見据えた機能を十分に生かせる公共施設の整備計画が求められます。
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 先日行われた議会報告会の質疑応答の中で「なぜ、上田市議会は女性議員が少ないのか」(上田市議会の場合は定数31名のうち女性議員が2名。共産党1名、公明党1名)と議員が答に窮する質問がありました。同じような質問を私もご婦人や男性からも、直接投げかけられたことが何度もあります。その時、私は自信をもってこう答えています「20年後は、大半の地方議会は、過半数を女性議員が占めるでしょう。もしかしたら、おじいさんたちから以前のように、もっと男性議員を増やしてくれと言われるかもしれません」このような話をすると、多くの方が失笑しますが、私の未来予想は外れていない。根拠はないが確信めいたものがあります。この20年後に意味があるのです。
 また、いまだに男性とか女性とか拘ることに、その地域の個人への寛容度の度合いがわかります。
 確かに男性と女性の違いについて、体力など女性でしか分からないこと。男性特有のものがあります。また、女性らしさ、男性らしさについて、固定的な価値観は将来も受け継がれていくかもしれません。
 女性だ男性だ、それともどちらでもない、という議論からは、この人はどんな価値観で行動しているのか?個人(その人自身)を見つめなければならない本質から、どんどん遠ざかってしまいます。

 あえて今、女性男性らしさということを政治に携わる地方議員に対して言わせて頂ければ、
子育て、教育、福祉、健康分野について男性政治家は現実を踏まえた議論をもっと積極的にできなければならない。この分野は女性議員の特権ではありません

 また、昨年から参議院議員として活躍している竹谷とし子さんは、前職が経営コンサルタントであり、国会唯一の、女性公認会計士です。
 これから地方議会でも財政や建設、農業政策に詳しい女性議員がどんどん活躍する時代がきます。欧米のようにLGBT代表の方々も地方議会で活躍するでしょう。
 政治家としてその人をどう見るか・・みなさんは性別でも判断しますか?

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