『地域に貢献する地球市民』の気概を持って

#チャレンジ2030 近い未来へバトンを!安心・安全・ワクワク

2010年09月

9月28日、上田市議会9月定例会が終了しました。
9月定例会は7月8月市内を襲ったゲリラ豪雨災害に関する補正予算、平成21年度決算について審議、可決しました。
主な補正予算
豪雨災害支援金(今年度に限り床上浸水は上限200万円まで支援)
災害等緊急通報メールシステム構築
決算
上田市では、決算に関して、決算特別委員会ではなく各常任委員会の付託されて審議を行います。
総務文教委員会(私も所属)では、
市民税の滞納増加に関してその収税対策について
産業水道委員会では、
市の市内企業訪問、定期雇用について
滞在型観光の定着化について
それぞれ委員長から付帯意見が出ました。
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そして、本日は公明党上田支部会が行われ、多くの党員が出席しました。
上田市議団議員4名の議会報告等のあと、党員からの質問が寄せられました。
ある婦人党員は、公明新聞(党の日刊新聞)と一般紙を隅々読んでおり、示唆に富んだ質問を投げかけてきます。「さすが」これは議員以上に政策通であると感嘆してしまいました。
市町村議員の活動の場は、常に皆様の生の声を聞くことから始まる。
・・このことは絶対、忘れてはならない。

 「がばったー」をご存じですか?・・国・行政団体、地方自治体が行っているツイッターを一覧できるサイトです。現在「がばったー」という名前をもっと一般にひろげるためのキャッチフレーズを経済産業省ツイッターで募集しています。
 参考リンク がばったー 
 ところで7月に立ち上がったサイト、経済産業省「オープンガバメントラボ」があります。
「日本におけるインターネットを活用して開かれた政府(オープンガバメント)の実現を目指し、さまざまな実証を行っているサイトです。オープンガバメントに関するさまざまな情報の収集、提供も行っています」(オープンガバメントラボサイトからの引用)の一環として「がばったー」サイトがたちあがりました。
 「オープンガバメントラボ」とは(以下、オープンガバメントラボサイトからの引用)「オープンガバメント(開かれた政府)とは近年、世界各国で、インターネットの双方向性等を活用することで、積極的な政府情報の公開や行政への市民参加を促進する「オープンガバメント」の取組が進んでいます。日本においても、「新たな情報通信技術戦略」(平成22年5月11日高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部決定)において、行政情報の公開、提供や政策決定への参加等を政府として推進していくこととしています」
 ということで、国民の皆様と政府または地方自治体との間をインターネットを介して情報交換をもっとやりましょう。ついては、そのアイデアを募集しています。というサイトです。
 アイデア募集には
「アイデアボックス」・・「開かれた政府」実現を目指す全国民のための意見募集サイト
「アイデアボックスローカル」・・北海道陸別町と京都府伊根町の地方自治体での取り組みについてのアイデア募集サイト
「オープンガバメントWiki」・・Wikiによる情報収集
があります。
 がばったーは、国や地方自治体のツイッター情報発信をとりまとめて一覧にしたサイトで、このオープンガバメントラボの成果の1つということでしょうか?
 高邁な志のもと、始められた「オープンガバメントラボ」・・あまりアイデアは集まっていないようです。
広く国民に呼びかけています「開かれた政府」(・・・ちょっと難しい!がばったーのキャッチフレーズならなんとかアイデアを出せそうですが)、意見を述べるにはログインが比較的簡単です。ヤフーやグーグルのIDが利用できる仕組みです。私もユーザー登録しました(現在121人ちょっと寂しい)。
 「開かれた政府」実現を目指して、皆さんも参加してはいかがでしょうか?

この「オープンガバメントラボ」現政権与党の若手議員が好きそうな政策のようにも受け取れます。事業仕分けで志半ばで、終了しないことを願っています。

参考リンク「オープンガバメントラボ」
       高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(首相官邸)
ツイッターでつぶやく場合は、 #opengovjp をつけてくださいね。

 我が家の目の前には、小高い丘があります。そこにはナイター照明を完備した野球場があり、毎週定期期に少年野球のナイター練習が行われています。小高い丘から今日は、にぎやかな音楽、太鼓が鳴り響いていました。丘には、日置電機本社と関連施設が広がっています。野球場ももちろん、この会社の敷地内にあり、地元のリトルリーグの練習や試合、県外からの学校の夏期合宿に使用されています。5階?建ての独身寮は、合宿、来客者の宿泊施設でもあります。
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 今日は、毎年行われているHIOKI祭の日、会社関係者以外にも、近隣、市内外から多くの方々が見える企業まつりの日だったのです。
 昨年は、リーマンショックでお休みしましたが、今年で10回目をむかえる企業祭「ありがとう」をテーマにイベント会場では、40店舗にも及ぶ社員の皆様のテント露店が開店していました。同時に会社内の見学も実施されています。
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 日置電機株式会社、実は先月、私たち公明党市議団で工場視察をさせて頂きました。
テスターのメーカーとして出発した日置電機は、電気計測器の専門メーカーとして、ハリブリットカーのメモリレコーダ、電力計。デジタル家電、携帯電話の自動試験装置、社屋工場の電気機器、設備の電力使用量測定と遠隔計測システムなど「オンリーワン」のものづくりをしている会社です。
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 1「HIOKI生産方式」
 工場内を案内して頂いた時に説明を受けた「HIOKI生産方式」多品種少量の変種変量生産に対応した、1チーム完結型の製造方式は、社員1人1人に高いスキルが求められています。
 2「人間性の尊重」という企業理念
 企業理念を使命とされている会社内は、建物、室内のレイアウト、社員食堂(社員レストランと呼んでいるそうです)の運営にも貫かれています。社長室の壁には社員全員の顔写真入りの名前がボードに貼られています。
 そして、新入社員研修の一環として行われている社内敷地に木を植える研修。日置電機は、1935年創業、1945年長野県埴科郡坂城町に移転。そして1990年に現在の上田市小泉に新社屋工場を建設。HIOKIフォレストヒルズと言われるように社屋周囲を木に囲まれた森の中の会社です。
 3社内完結型
 社内には、関連会社が数社ありますが、特徴的なのは、多品種少量生産でしかも、オーダーメードのところもある計測機器の取扱説明書など印刷をすべて受ける会社が社内にあることです。
 見学の終わりに、質疑応答があり、退職者の質問をしたところ、定年退職以外は年1人いるかいないかという回答がありました。社員数650人(多分パートの方を含むと800人ぐらいになりそうです)
 4徹底した環境への取り組みと社会貢献
 社員レストランで出る生ゴミの処理や緑化活動。奨学基金として公益法人HIOKI奨学・緑化基金を設立し、理工系学生を対象とした返済不要の奨学金や学校公共施設への植樹「ふるさと森づくり」を支援。
 ここまでくると理想的な会社です。
 そして毎年、行われてきたHIOKI祭・・私の所感ですが、このお祭りは地域への貢献以上に運営に取り組まれている社員の方々のためにあると思いました。日常業務にはない非日常・・同僚上司部下の別の顔、いつもは会社に来ない市民の皆様・・このような環境から新しい発想が生まれるのでしょうか。不景気で、このような企業祭りは昨年を境に次から次へ取りやめる会社が増えている中、オンリーワン製品という強みと共に、経営者の企業理念をもとに会社経営をされている日置電機から、たくさん学びました。ありがとうございます。
 そして、HIOKI祭、来年も楽しみにしています。
リンク HIOKI日置電機株式会社

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 ひおきち君

上田市はいままで多くの工場がありましたが、最近は周辺市や県外そして海外への移転が相次いでいます。景気、雇用は上田市の最重要課題の1つ。より発展的な発想をもつ企業を積極的に誘致していく魅力がこのまちには必要です。

9月定例会の一般質問が本日終了しました。来週から常任委員会が始まります。
今議会は、決算議会・・しっかり勉強してのぞみます。

多分、地方議会そして地方議員はこれから、激動の時代を生きることになると思われます。
いずれ触れますが、鹿児島県阿久根市、名古屋市などで“名物市長”が起こしてることは、対岸の火事ではありません。
大阪府知事と大阪市長のバトルも将来の地方都市のあり方について、現状打開にむけての前向きな議論ともいえるかもしれません。

(近い将来、2元代表制も各地方の選択制となり、地方議員はいなくなるかもしれない。また、篤志家によるボランティア議員が議会を運営しているかもしれません。さらに、選挙に当選したら、議員がいきなり市役所の部長になるかもしれません)

参考資料-地域主権戦略大綱(平成22年6月22日閣議決定)

さて、私のブログには「市議を目指す鳳雛へ」というカテゴリーがあります。近い将来、地方議員を目指す青年のあなたに贈るメッセージを不定期で掲載していきます。
来たれ、青年地方議員!

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シャッターマン3点セット

昨日、市役所観光課から『元祖シャッターマン』上田城の紅葉祭り事前研修会のご案内が送られてきました。
上田市のシャッターマンご存じですか?

家族やカップルで観光地を訪れた時、全員で記念撮影をしたい。誰かにシャッターを押してもらいたい。・・そんな時、気軽に頼めるボランティアが、シャッターマン。


 2008年春の上田城千本桜まつりから、上田市観光ボランティアとして活動を開始しました。
現在、シャッターマン会長を務めている宮沢さん(シャッターマン1号)が、思いつき、一人で始められた活動の輪が広がりました。
 私も同年からシャッターマン3号として、上田城千本桜まつりでデビューしました。 以前は、様々な地域活動やイベントを企画運営そして参加しましたが、シャッターマンは楽しい活動の1つです。 家族やカップルの幸せそうな笑顔の瞬間「なんて、家族やカップルの楽しみやワクワクしている気持ち」が、ファインダー越し(デジカメの画面)から見えてきます。
 活動も3年目に入り、メンバーは30人を超え、上田城千本さくらまつり以外にも、市内各所でメンバーがシャッターマンの活動を行っています。
 そして11月6日~14日「信州上田城けやき並木紅葉まつり」が開催されます。
 秋の信州上田にも、上田城を中心に市内観光地でシャッターマンが活躍します。
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昨年3月、シャッターマン3号として認定証を頂く。

ボランティア活動のすすめ・・ボランティアには様々なものがあります。イベントの企画や運営にも言えることですが、まず「自分が楽しくなる」活動。その楽しい気持ちが、相手にも伝わるようで、相手に喜んで頂くと更に、楽しくなる。
 一方、なかなか楽しくならない活動、結構つらい活動もあります。更に相手が気がつかない、喜んで頂けない。そのような活動がある時は、是非、お仲間をつくりましょう。肩肘を張らず、志よりも、その場所、その時間を前向きに、楽しく過ごすためにボランティア活動はあると思います。・・ちょっと偉そうに書いてしまいました。
 
偶然にも一緒にシャッターマンをやっていた小坂井二郎さんと私は、今年から市議になりましたが、議場の最前列でとなりどうしのため、市のある職員からは「シャッターマン席」と言われています。
残念ですが今年の事前研修は、委員会の視察で参加できません、但し、シャッターマンとしては出動予定しています。
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昨年の事前研修

 
 上田城にお越しの際は、写真の出で立ちを見かけたら是非、お声を掛けてください。

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