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 よく国と地方はそれぞれ別であり、地方分権だと言われますが、そうではありません。
実際は地方分権ではありません。
国の政策に基づき、地方が実施をする、または手を挙げることで財源が下りてくる比率が高い点にあります。

先週3月1日、上田市の平成30年度当初予算が可決されました。
一般会計は約653億円です。3月の市長、市議会議員選挙がある関係から必要経費を見据えた骨格予算となりますが
平成29年度当初予算と比べると約10億円少ないだけです。
 歳入の状況を見てみます。
市税収入 約31.7%から
特に注目は、国・県からの財源が40%を占めている点です。
  地方消費税の上田市分4.6%・・平成30年度からは人口比率を重視・・社会保障など目的がきまっている
  地方交付税21.8%・・使い道が限定されていない
  国庫支出金9.4%・・国庫補助金・国庫負担金・委託金・・目的がきまっている
  県支出金・・5.5%・・目的がきまっている