先日、6年生の社会科の授業にゲスト講師として呼んで頂きました。
「市議会のしくみ」について20分ぐらい説明をしました。

 議会のしくみは、市民と市役所そして市議会のトライアングルから
市民から選挙で市長と市議会議員が選ばれる(ちょうど同じ時期に児童会長の選挙がありました)
 市長や市役所の仕事に対して
・多数決で賛成か反対をすること(議決)
・チェックすること(監視、牽制)
そして
・提案(政策提言)
する役割があること。

さらに、市民からも市や県、国に市議会を通じて意見が言える(請願・陳情)ことを説明しました。

 その後、何人かの児童から質問がありました。
Q「提案は、たくさん通るのですか」
A「1つの提案(議案)には賛成と反対の意見があります。例えばゴミ処理場を作りたいと提案したとき、ゴミを処分する場所は必要ですが、ゴミ処理場を作る予定の場所の近くに住んでいる人にとってみれば、つくってもらっては困る。だから、すぐには通らないことがあります」

Q「どんな提案が多いのですか」
A「上田市議会は30人議員がいます。ほぼ全員の議員が、私のようにちいさな子どもがいるお父さんからお孫さんがいるおばあちゃん、おじいちゃんです。市長や市役所、教育委員会への質問を調べてみると『教育』に関するテーマが多いと思います」

などなど。
 
 話は変わりますが、議員を先生と呼ぶ方々がいます。この話題は以前にもブログで紹介しました。
しかし、テレビの2時間サスペンスに出てくる秘書が先生と呼ぶ議員の大半、多分99%は悪い事をしている人です。おまけに、だいたいその息子や娘婿まで、よい登場人物ではありません。

 4年間を振り返って、
市役所を歩いていると、市役所を訪れた市民の方に「税務課」はどこですかと聞かれ市役所の職員に間違われます。
県職員の方と共に出席した懇親会では、地域の方にお酌に行くと「あなたは県の農政課の人か?」と間違われたり
挙句の果ては、ホームセンターで買い物をしていると「○○はどこに置いてありますか」と店員さんに間違われます。

これは良いことなのか、私自身影が薄いことなのか、わかりませんが、

先生と呼ばれる政治家ではないということです。

一市民が政治家になったんです。