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 9月3日、上田市議会が始まりました。
 本会議初日には、市長提案説明に続き、議案説明に入りました。
 9月定例会は昨年度の決算を審査する大変重要な議会です。
初日の本会議ではつの言葉が大変気になりました。
 まず、市長提案説明から
『地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、2018年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保する』(国の地方財政計画から引用し紹介)

 代表監査委員の決算に関する審査意見から
『これまでの事業を再点検し、市が継続して行う事業、民間等に移管すべき事業、廃止する事業など明確に打ち出すべき時期がきている』

市長が紹介した国から地方自治体への予算について、実質マイナスを表す言葉です。
更に、代表監査員の意見は今後決して上田市の財政の見通しが良いものではないことを示しているのではないでしょうか。

 だからこそ、9月決算において議会が行う事業評価が重要になってきます。
最終的に議会が決める(認定)責任があります。

 実現しました。
昨年6月定例会にて一般質問し、市に提案した『ごみ分別アプリ』が本年9月1日からスタート。
上田市に移住をしてきた方々からの声「ごみの分別が品目によってわからない」。
資源循環型施設建設の課題からも更なるごみの減量化が問われています。
クリーンセンターが毎日受ける、問い合わせ1位が分別の仕方です。
主な機能
【市からのお知らせ】
上田市からごみ・資源物に関するお知らせを配信します。
【収集日カレンダー】
お住まいの地区を設定すると、トップ画面に1週間分の収集日程表が表示されるほか、その日に出すごみの種類が通知されます。
【分別検索】
ごみの分別帳で確認できるほか、個別に出し方を検索することもできます。

いずれは、外国語に対応する機能も・・
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 先日、自治体財政に関する研修会に参加しました。
上田市も約4割近く、地方交付税など国からのお金を財源としています。
 そして、平成30年6月15日、「経済財政運営と改革の基本方針2018~少子高齢化の克服による持続的な成長経路の実現~」(いわゆる骨太方針)が経済財政諮問会議での答申を経て、閣議決定されました。

 骨太の方針2018の中で、『地方の歳出水準については、国の一般歳出の取組と基調を合わせつつ、交付団体をはじめ地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、2018年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保する』
 ここで、地方自治体へのメッセージ、魔法の言葉が使われています。水準を下回らない=前年度維持は実質マイナス。
トップランナー方式など国は地方への配分をどう減らしてくか算段しているようです。

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 久しぶりの投稿となってしまいました。季節は真夏に。
これほど厳しい連日の暑さに、エアコンのない保育園、学校の教室、更には高齢世帯のお宅ではどのように過ごされているか心配です。
私の仕事部屋にもエアコンがなく、夜通し扇風機を回しても暑い状況に、エアコンのある部屋に入りクールダウンをします。
 
さて、環境省熱中症予防サイトがあり、
熱中症予防について暑さ指数を示されています。
以下は、環境省熱中予防サイトから引用。
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。

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この暑さ指数(WGBT)を計測し、注意、警戒を教えてくれる熱中症計が出ています。(知り合いの薬剤師さんが紹介してくれました)
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 エアコン導入がすぐできない場合、体育館や屋外での授業など、このような計測計を身に着け判断していくことが必要です。

菅官房長官は、学校の教室のエアコン設置について国の補助金に前向きな発言をしていましたが、国による大胆な予算措置がなければ進んでいきません。
地球温暖化の影響か?明らかに耐えられない暑い夏が、今後も続くと思われます。

 2018年(平成30年)3月25日の上田市議会議員選挙において、皆さんの応援を頂き3期目の当選をすることができました。
心より御礼を申し上げます。そして4月9日よりこれからの4年の任期がスタートいたします。
 2010年3月の初当選以来、皆さんの心強い応援で、最前線の政治家として、議員として活動して参りました。
2009年(平成21年)初当選からすぐの5月、リーマンショックの影響でハローワーク上田管内の有効求人倍率は0.24倍まで下がりました。 
 政権は旧民主党から自公政権に代わり現在2018年1月のハローワーク上田管内の有効求人倍率は1.73倍まで上昇。
そして、2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災、翌日の長野県北部地震と大きな災害が日本、長野県を襲いました。
 いままで建設関連業に長く会社員をさせて頂き、災害の時に河川や山間部への現地調査のお手伝いや、田中県政時代に建設関連企業の多くが倒産、人員整理、業種転向など経験したことが大きな原動力となってきました。
 そして、会社員を辞めて、議員活動に専念し8年が経過しました。ひとつひとつの市民相談などから上田市を見つめていく上で、いままでとは違う次の4年となることを実感しています。 
 人口減少と高齢化社会はまちづくりに大きな変化をもたらしていきます。財源が減少する中で、公共施設の老朽化について1つ1つの施設への対応を明確化する必要があります。
 今までの価値観の見直しには大きな議論を呼びますが、リーダーにはより決断力が求められることは間違いありませんし、議会の責任も今まで以上に自覚をしなければなりません。
 まずは2030年へ近い未来に活躍している皆さんにたすきを手渡すことができるよう今日を一生懸命活動してまいります。

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