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カテゴリ: 国政

 日本国憲法を全文読んだことがありますか?意味や解釈は別として、それほど難解ではありませんし、全103条は長くもありません。
 まずは前文(=趣旨・基本原則)から

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定するそもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

注:傍線は私が興味・関心を引いた箇所です。

 リンク 日本国憲法

 
 がっかりです。
 参議院議員選挙が終わり、期待されていた野党では党内の混乱が顕在化しています。
 しっかりしてください。

 政党には、それぞれの政策や将来の展望があるはずです。
以前も紹介した劇作家、山崎正和氏の言葉
『政党は幅のある信念が共有される典型的な組織であり、政治家の利己心に一定の自制を教える共同体である』
 幅のある信念=もともと意見の違う政治家個人が共通点を見出し集まり、政党に所属するという意味に受け取れます。

 民主党さんは、菅元首相の処遇を見るにつけ、幅のある信念が伸びきってしまって、どこからどこまで党としてカタチがあるのか見いだせません。
 維新の会さんは、橋下共同代表の辞任は、国政では、より石原色になることで、党内で地方議員と国会議員の考え方がより二極化させてしまいます。橋下さんが作った政党なのに。
 みんなの党さんは、大変残念、都議会でも参議院でも大躍進したのにトップとナンバー2が揉めている。更に都議会でも会派が分裂。
 
 政治家の利己心に一定の自制が効きません。
 議員それぞれ、政策や党の方向性に共通点を見出し、政党となっていることを前提に、特に国政では政党に所属した議員は有権者の皆様に選ばれた意義を忘れず、支持者・国民に疑問を持たせることのないよう、がっかりさせないようにお願いしたいものです。
 繰り返しますが、しっかりしてください!

 多くの皆様の力強い応援のおかげで、参議院議員選挙を公明党は前回議席より1増させて頂きました。
 ありがとうございました。
 特に私たちが応援してきた比例区の平木だいさく。埼玉選挙区の矢倉かつお。更に比例7番目の議席を獲得した新妻ひでき(当初、愛知県選挙区から出馬予定を比例区に)他、30代~40代の若き公明党国会議員の当選は大変うれしいものでした。

支援して頂いた方々の声から、
 自公連立政権の中での公明党の役割と責任は大きい。
 与党内のチェック機能となってほしい。
 との言葉を多く頂きました。

 民主党が政権をとるまで、日本にも二大政党制が必要であると誰もが思い、民主党に期待した。
 民主党も国民の期待に応えるために、これは建前で、前回の自公政権とは全く相いれない政策を次々と打ち出していったことは、二大政党制は白か黒か、政策の違いを際立たせることに終始した。誰のための政治なのか、自民と民主の政策の違いは白と黒ほど際立っていたのか疑問です。
 
 ある経営者からは、
 政権与党内で、多数派を占めている政党が行き過ぎないように、また、連立を組んでいる各党の強みをそれぞれ発揮していくことが、そして、政権に深く関与している政党が今の二大政党という意味ではないか。
 いままでの自民か民主か、白か黒かを選ぶ『不安定』な政権運営は、日本社会、経済を後退させてしまう。
 日本にはどちらかを選ぶ欧米的な政治は合わないのではないか。
 との話を頂きました。

 公明党への期待と共に、私たち市町村議員は、市民の皆様の声を聞く最前線です。国と地方とのネットワークから市民の皆様、国民のための政治を展開していきたいと改めて決意をいたしました。


皆さん公明党の候補者は、皆さんの身近な政策を地方議員と連携して実現しています!
どうか、勝たせてください!!

 先日、行われたJICA駒ヶ根(青年海外協力隊研修所)の信州グローバルセミナーではミレニアム開発目標(MDGs)の到達状況とポストミレニアム開発目標についての研修がありました。
 到達目標年2015年を控えた状況は、サブサハラアフリカ(サハラ砂漠より南側のアフリカ、島を含む)、西アジア、オセアニアでは現状よりも悪化している事項があります。特に女性の地位向上、妊産婦の健康が該当します。
 目標の達成状況 リンク外務省 ミレニアム開発目標(MDGs)達成状況                
 研修では、ポストMDGs(2015年その後)の目標について話題になりました。
 現行の評価では人間に焦点をあてた国際的な行動規範、実績成果を数値化してわかりやすく評価できるようにした反面、画一的・一面的な目標設定により各国の実情に合わない、目標・指標に合理的な基準や整合性がないなどの批判を踏まえた上で、2015年以降の目標は、社会や経済、環境に配慮した局面を加えていくことを検討しているようです。
 研修を受けていて、
 ミレニアム開発目標(MDGs)には、
核心的な目標をあえて避け策定されているという印象を私は強く受けました。
 政治、経済分野においては、
『開発のためのグローバル・パートナーシップの推進』でほんの少し触れている程度です。
 そして、貧困・飢餓、教育、女性の地位、幼児死亡率、妊産婦に関するテーマの根底となる課題が欠落している。
 当に欧米を中心とした先進国至上主義(市場主義)に基づく目標設定に、真のミレニアム開発目標を推進していく日本の果たす役割は大変重要であることが伺えます。

20世紀『戦争の世紀』から21世紀は『人道の世紀』と、誰もが期待しました。
日本ほど、平和と人道の連帯の輪を力強くつなげていく使命をもつ国はありません。
 平和を望み、行動する良識が求められます。


 ミレニアム開発目標(MDGs)は、
新しいミレニアム(千年紀)の始まりを目前にした2000年9月、147の国家元首を含む189の加盟国代表の出席の下、国連ミレニアム・サミットがニューヨークで開催され、21世紀の国際社会の目標として国連ミレニアム宣言が採択されました。ミレニアム宣言は、平和と安全、開発と貧困、環境、人権とグッドガバナンス(良い統治)、アフリカの特別なニーズなどを課題として掲げ、21世紀の国連の役割に関する明確な方向性を提示しました。
 この国連ミレニアム宣言と1990年代に開催された主要な国際会議やサミットで採択された国際開発目標を統合し、一つの共通の枠組みとしてまとめられたものがミレニアム開発目標(MDGs)です。
MDGsは以下の8つの目標を掲げており、その下にはより具体的な21のターゲットと60の指標が設定されています。ほとんどの目標は1990年を基準年とし、2015年を達成期限としています。
1.1 1. 極度の貧困と飢餓の撲滅
1.2 2. 普遍的初等教育の達成
1.3 3. ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
1.4 4. 幼児死亡率の削減
1.5 5. 妊産婦の健康の改善
1.6 6. HIV/エイズ、マラリアその他疾病の蔓延防止
1.7 7. 環境の持続可能性の確保
1.8 8. 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進

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