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2016年06月

 上田市議会6月定例会が開会しました。6月13日から3日間、一般質問が行われます。

私は2日目、6月14日(火)の2番目(10:30頃~)に登壇します。
テーマ『魅力ある上田市を実現する市政』について、3項目質問します。
1.食品ロス削減
2.政策広報
3.企業誘致とテレワークです。

 食品ロス削減については、先日、平成23年度から『残さず食べよう!30・10(さんまる いちまる)運動』を始めた松本市環境政策課に伺い、この5年間の取り組みについてお話しを伺ってきました。
 ご存知のとおり日本において、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの食品ロスは年間632万トン(農林水産省及び環境省「平成25年度推計」)。
 これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(平成23年で年間約390万トン)を大きく上回る量です。

 松本市の『残さず食べよう!30・10(さんまる いちまる)運動』は今年2月に農林水産省食料産業局長賞の表彰を受け、全国のモデルとなっています。

 この食品ロス削減への取り組みには、2つのポイントがあります。
1つは、啓発PR活動の工夫です。
 おそとで「残さず食べよう!30・10(さんまる いちまる)運動」3.0・10運動の原点ともいえますが、宴会時に乾杯後30分間は席を立たず料理を楽しみ、お開き前10分間は自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。
そして、家庭でも
 おうちで「残さず食べよう!30・10(さんまる いちまる)運動」
食品ロスの約半分は一般家庭からのものです。
毎月30日は、冷蔵庫クリーンアップデー
毎月10日は、もったいないクッキングデー

2つめは、説得力を増す調査結果の公開
 松本市では平成25年度に3つの調査を行っています。
 ①一般家庭生ごみ組成調査
 ②一般市民意識変化等調査・・食品ロス啓発時PRパンフを送りアンケートその後、再び同じ市民にアンケートを回答してもらう。
 ③保育園児意識変化等調査・・園児に環境教育をしたのち、園児・保護者にアンケート

①の調査結果では、手つかずの野菜、賞味期限きれの食品がそのまま捨てられた写真
③のアンケート結果から
食べられるのに捨ててしまった食品を子どもがみて注意された。 

 実は、子どもたちへの環境教育(食育も)は、大人たちに大きな効果があるということです。
写真は、環境教育用紙芝居
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写真は、啓発PRグッズ
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 髪を整えることは誰もが享受すべき人としての生活習慣であります。

(2014年3月議会での一般質問から)

 


 上田市を起点に、関係者皆様のご尽力により、長野県内すべての市が、介護度や障がいにより外出が困難な方が髪を整えたい時に理容師が自宅に訪問する際の補助金制度を導入しました。

 今年度、佐久市と伊那市が予算措置をしたことにより長野県全ての市(19市)が導入したことになります。

この制度は国、県からの補助はありません。

 市町村の単独事業となりますので、制度や助成する金額などは違いますが、
皆さんに高齢だから、障がいがあるから・・誰もが普段行っている身だしなみを整えることの必要性を知って頂きたい。
 お化粧をしたり、髪の毛を整えたり、おしゃれをしたりすることがいかに日常生活を送る上で大切なことか!


 以下は理容店で貼られているポスターチラシ

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