『地域に貢献する地球市民』の気概を持って

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2015年04月

 正義について自分の人生のテーマであるとは、以前もこのブログで書いたことがあります。100人いれば100通りの正義の価値観があります。これは、教育論と同じで、100の家庭、教師には100通りの教育論があるはずで、1人の成功事例は他の方には通用するとは限らないし、政治家が個々の教育論を1つの価値観に押し付けるよう主張することほど、愚かなことはありません。まず、私たち大人は果たして誇れる行動をしているのか見つめ直すことが第1ではないでしょうか。
 話は本題に戻ります。
同じ出発点でも時として正義は、相反し、対立を生むようになります。ヘイトスピーチに象徴される在韓、在中の方々への卑劣な行為と、日本、韓国、中国のナショナリズムの根源は同じとは、ある報道記事の文書です。
 個人の価値観そのものが正義ではないか、とも思えます。
だから絶対的な正義はあるのか?
正しいことが時として非難の対象となる。
歴史は時の権力者の好いように作り変えられる。
このことは、小説家山本周五郎から学びました。
私にとって、正義とは理不尽に対する怒りから出発しているのではないかと思っています。
マハトマ・ガンジー、マルチン・ルーサー・キングしかり、最新ではパキスタンのマララ少女がそうです。
 だから、正義をもっともらしく大上段から振りかざすことほど、胡散臭いものはありません。
人生を貫くものであると、私は確信をしています。

 政治評論家の森田実先生が80歳を過ぎても、ご自分のホームページに毎日連載を続けた「森田実 言わねばらならぬ」が明日4月30日をもって休止となります。大変残念ですが、戦時中、戦争の悲惨さを経験された森田先生は、東大時代に共産党に入党されましたが、当時のやり方に反論され離脱。その後、政治評論家として活躍されてきました。70代後半から真の公明党、特に地方議員の姿を具に観察され、公明党の応援団になられました。私は3年前に佐久市で森田先生の講演を聞き、大変感動し、先生にお手紙を送ったことが契機で、翌年、上田市に先生がお見えになった時にお会いすることができました。
また、先生のホームページ「言わねばならぬ」に2回も私を紹介して頂きました。
 手紙を出すと森田先生から毎回、答礼のはがきを頂きます。、それは大変恐縮なことでした。
 生涯、正義を貫くことほど難しいことはありません。
 森田先生は正義を貫いてきた方です。
 私の人生の師匠もそうです。他人に何を噂されようと、時の権力が妨害しようと、いつも心に青空を描いている。
 正義を貫く方々の多くが「楽観主義」であるように。
だから、時の勝敗よりも、人生に、負けない心、決して負けないという決意が実は正義なんだということを学んできました。
 弱い自分だからこそ、悪に対して怒りを持つからこそ、貫く正義を持ちたい。

 森田実先生の連載は休止となりますが、森田氏は、生涯「政治評論家」として正義を貫かれていることに敬服しています。ただ、「森田実 言わねばならぬ」の連載終了について、若輩が生意気なようで申し訳ありませんが、森田先生にお疲れ様でしたと申し上げたい。
 森田先生ありがとうございました。

 「肩書き」が人の器を表しているわけではありません。議員だから、名門の生まれだから、○○の長だから、といって特別なことを求められたり、虚勢を張る必要はないのですが、肩書きの通り、一生懸命やる、努力し続けることは必須条件です。器は大きくは見せられません。

 4月12日(日)投開票となる、統一地方選挙都道府県議会、政令指定都市市議会の各選挙は、いよいよ後半に入りました。長野県議会議員選挙上田市・小県選挙区(定数4名)は、4月3日の告示日に4名以上の候補者が出なかったことで現職全員が無投票当選となりました。また、県の東側の地域である東信地区では、東御市(定数1名)、小諸市(定数1名)、南佐久郡区(定数1名)がすべて無投票当選となり、唯一、佐久市・北佐久郡区(定数4名)が6名立候補して、誰が当選しても落選してもおかしない選挙を戦っている(と報道ではありました)ようです。
 私たちは、2期目に挑戦した清水じゅんこを応援してきましたが、無投票当選となりました。
多くの方から、お祝いの言葉を頂いた反面、定数4名で無投票の当選結果に対するご意見も多く頂きました。ただ残念なのは、候補者となる方々の生の声を清水じゅんこ以外には聞くことができなかったことです。

 私は、この4年間、長野県議選に初当選した清水じゅんこがどれだけ、頑張ってきたかを知る一人です。

 多くの市民から、立候補者が全員集まっての公開討論会(告示後の合同立ち合い演説会)で、それぞれの4年間の成果とこれからの4年、何をしていくのかを、たとえ無投票でも聞きたかったとの声を頂きました。
 佐久市・北佐久郡区では告示日前日に、候補者6人全員が一堂に会した公開討論会が開催されました。
地元FM局が主催し、インターネットにて動画配信をされたものを私も見ました。
 また、塩尻市(定数2人)でも地元、青年会議所が主催し公開討論会が開かれています。
 県議会議員選挙は長野市の定数10名に15名も立候補しているのであれば難しいのですが、選挙に関心のある方は、立候補者それぞれの考えを聞き比べたいと思っています。 市町村議会選挙と違って、各選挙区が定められています。県議は市町村議員と比べ、地域で話を聞く、政策を訴える機会が少ないともいえます。
 立候補者の公開討論会はこれからもっと行われていくことを期待する一人として、ネットや印刷物ではイメージしか伝わりません、生の声を聴き比べる、そして有権者は判断をして頂きたい。

 県議選では、松本市で2期目に挑戦している中川ひろまさ氏が連日、必至で戦っています。また、新潟県でも公明党から県議選と新潟市議選で死闘を繰り広げています。

 誠実さ、忍耐力、行動力、強い志ほど有権者の琴線に触れるのです。
 
 中川ひろまさ がんばれ!

 今日は市内各所で、午前は小学校、午後は中学校の入学式が行われました。
今年の入学式では、学校の校庭に桜の花が咲き始めていました。冬の厳しい信州・上田市ではこのような桜咲く入学式は珍しいことです。
 小学校の入学式では、PTAを代表して祝辞を述べさせて頂きました。
 祝辞の中では、詩の一節を紹介しました。
『がんばりながら、つまずきながら、たくましき花になれ、夢よ夢よ夢を見て、思いっきり「いま」をうたえ君よ』
  私たちは、子ども達が自らの力で成長していく姿を、期待や希望、また不安など様々な思いを胸に、しっかりと見守り・支えていかなければなりません。(ここまで祝辞の一部)

 詩は福山雅治の「美しき花」 の一節です。

勉強ができる、スポーツや音楽が得意であることは良いことだとは思います。
でも、算数につまずいても、
逆上がりが最後までできなくても、
リコーダーの穴がうまく押さえられなくても
人とのコミュニケーションがうまくいかなくても、
人の話が違って聞こえても、
どんなに遠回りをしても
負けない心で、
一人ひとりが「たくましくなってほしい」と願っています。

 最近、子どもが自転車の一人乗りの練習を手伝いました。サドルをもって一緒に自転車と走る。サドルをつかむ力を徐々に弱めていく、子どもは何度か自転車を倒しながら、ひざを擦りむきながら、そして、うまく自転車を倒すことを覚え、自転車のこぎ方を覚えていきます。
  亡くなった父が小学生の私に自転車の乗り方を教えてくれたことを思い出しました。

 固定化された価値観を人に当てはめることこそ愚かなことはありません。
福山雅治の新曲は、
 「何度でも花が咲くように私を生きよう」

 そして、4月2日~8日は発達障害啓発週間です。

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