本日10月17日で、私も50歳となりました。多くの皆様にお祝いの言葉を頂き、感謝申し上げます。
皆様のおかげで、ようやく半世紀までたどり着けたと思っております。
50より、新たなスタートをきるために、最近、かつて大変、感銘を受けた本を再度、読み直しています。
「二十一世紀への選択』の対談者マジッド・テヘラニアン博士は、平和学者であり、イラン出身のイスラム教徒です。
この書籍を30代半ばの時に、何度か読みその時に傍線を引いた言葉に、
「他人の不幸の上には、自分の幸福は築かない」
「現代社会が混迷を深めている最大の要因は、人間と人間を結ぶ理念が失われている・・社会に蔓延する自分中心のエゴイズムが、あらゆる形をとって分断のエネルギーとなる」
「文化は、その多様性によって人間性を豊かにする力を持つ一方で、人間の絆を分断する「差異」として働く側面を併せ持っている」
「一人の人間が身近な地域に根差した「郷土民」であり、同時に国家に属する「国民」であり、世界を人生の舞台とする「世界民」であるべき・・この三つの自覚を併せもつことが重要」
「「選択」とは、この未来を敢然と開く人間の意志の力を示した言葉・・どちらかといえばA、どちらかといえばBといったように、単にあれかこれかと思い迷うようなものでは決してない、あくまで、一人の人間の人格、全存在を賭けた、抜き差しならない決断でなければならない」
「「選択」とは・・人間が未来に対してなしうる、大いなる挑戦の異名・・、束縛を自覚しながら自由に最大に行使していく」
(二十一世紀への選択から抜粋)
いま、『国家』の枠組みを超えた地域や民族、思想信条の枠組みの紛争や独立運動に、一方では自然環境・エネルギーやエボラ出血熱のような保健衛生、グローバル経済は地球規模の影響を及ぼします。
その地域、国を象徴する政治は、白か黒か、対立軸を見出すことが原則のような「選択」により、『人間の絆を分断する「差異」として働く』ものであってはならない。
地域、民族や国に限らず、人間の絆を分断する強大なエネルギーであるエゴイズム。
「国家悪に流されない確固たる足場を「郷土」と「世界」の両方に見いだすことによって、地域にあっても、国際社会にあっても「良き隣人」「良き市民」として相互理解を深め、共存共栄していく」
当に『地球市民』の気概を持つことを改めて決意するものです。
皆様のおかげで、ようやく半世紀までたどり着けたと思っております。
50より、新たなスタートをきるために、最近、かつて大変、感銘を受けた本を再度、読み直しています。
二十一世紀への選択 (2000/09/01) マジッド テヘラニアン、池田 大作 他 商品詳細を見る |
「二十一世紀への選択』の対談者マジッド・テヘラニアン博士は、平和学者であり、イラン出身のイスラム教徒です。
この書籍を30代半ばの時に、何度か読みその時に傍線を引いた言葉に、
「他人の不幸の上には、自分の幸福は築かない」
「現代社会が混迷を深めている最大の要因は、人間と人間を結ぶ理念が失われている・・社会に蔓延する自分中心のエゴイズムが、あらゆる形をとって分断のエネルギーとなる」
「文化は、その多様性によって人間性を豊かにする力を持つ一方で、人間の絆を分断する「差異」として働く側面を併せ持っている」
「一人の人間が身近な地域に根差した「郷土民」であり、同時に国家に属する「国民」であり、世界を人生の舞台とする「世界民」であるべき・・この三つの自覚を併せもつことが重要」
「「選択」とは、この未来を敢然と開く人間の意志の力を示した言葉・・どちらかといえばA、どちらかといえばBといったように、単にあれかこれかと思い迷うようなものでは決してない、あくまで、一人の人間の人格、全存在を賭けた、抜き差しならない決断でなければならない」
「「選択」とは・・人間が未来に対してなしうる、大いなる挑戦の異名・・、束縛を自覚しながら自由に最大に行使していく」
(二十一世紀への選択から抜粋)
いま、『国家』の枠組みを超えた地域や民族、思想信条の枠組みの紛争や独立運動に、一方では自然環境・エネルギーやエボラ出血熱のような保健衛生、グローバル経済は地球規模の影響を及ぼします。
その地域、国を象徴する政治は、白か黒か、対立軸を見出すことが原則のような「選択」により、『人間の絆を分断する「差異」として働く』ものであってはならない。
地域、民族や国に限らず、人間の絆を分断する強大なエネルギーであるエゴイズム。
「国家悪に流されない確固たる足場を「郷土」と「世界」の両方に見いだすことによって、地域にあっても、国際社会にあっても「良き隣人」「良き市民」として相互理解を深め、共存共栄していく」
当に『地球市民』の気概を持つことを改めて決意するものです。