『地域に貢献する地球市民』の気概を持って

#チャレンジ2030 近い未来へバトンを!安心・安全・ワクワク

2014年02月

 学生時代、電車の中で読書に没頭して、よく降りる駅を乗り越してしまった作者に山本周五郎がいます。
浪人時代、受験勉強から逃げるために没頭して読みました。
 山本周五郎の作品は以前にも紹介いたしました。
若き時代に感動した作品「ながい坂」は、是非、地方の政治家を目指す方には読んでいただきたい。
 作品の一節
「人はときによって いつも自分の好むようには生きられない、ときには自分の望ましくないことにも全力を尽くさなければならないことがあるものだ」

 江戸時代、主人公は下級武士の生まれ、泥沼の中を生きる庶民。

作品の一節
「悪人と善人とに分けることができれば、そして或る人間たちのすることが、善であるか悪意から出たものであるかはっきりすれば、それに対処することはさしてむずかしくはない、だが人間は善と悪を同時に持っているものだ、善意だけの人間もないし、悪意だけの人間もない、人間は不道徳なことも考えると同時に神聖なことも考えることができる、そこにむずかしさとたのもしさがあるんだ」

 答えはひとつではないことを学びました。

 先日、6年生の社会科の授業にゲスト講師として呼んで頂きました。
「市議会のしくみ」について20分ぐらい説明をしました。

 議会のしくみは、市民と市役所そして市議会のトライアングルから
市民から選挙で市長と市議会議員が選ばれる(ちょうど同じ時期に児童会長の選挙がありました)
 市長や市役所の仕事に対して
・多数決で賛成か反対をすること(議決)
・チェックすること(監視、牽制)
そして
・提案(政策提言)
する役割があること。

さらに、市民からも市や県、国に市議会を通じて意見が言える(請願・陳情)ことを説明しました。

 その後、何人かの児童から質問がありました。
Q「提案は、たくさん通るのですか」
A「1つの提案(議案)には賛成と反対の意見があります。例えばゴミ処理場を作りたいと提案したとき、ゴミを処分する場所は必要ですが、ゴミ処理場を作る予定の場所の近くに住んでいる人にとってみれば、つくってもらっては困る。だから、すぐには通らないことがあります」

Q「どんな提案が多いのですか」
A「上田市議会は30人議員がいます。ほぼ全員の議員が、私のようにちいさな子どもがいるお父さんからお孫さんがいるおばあちゃん、おじいちゃんです。市長や市役所、教育委員会への質問を調べてみると『教育』に関するテーマが多いと思います」

などなど。
 
 話は変わりますが、議員を先生と呼ぶ方々がいます。この話題は以前にもブログで紹介しました。
しかし、テレビの2時間サスペンスに出てくる秘書が先生と呼ぶ議員の大半、多分99%は悪い事をしている人です。おまけに、だいたいその息子や娘婿まで、よい登場人物ではありません。

 4年間を振り返って、
市役所を歩いていると、市役所を訪れた市民の方に「税務課」はどこですかと聞かれ市役所の職員に間違われます。
県職員の方と共に出席した懇親会では、地域の方にお酌に行くと「あなたは県の農政課の人か?」と間違われたり
挙句の果ては、ホームセンターで買い物をしていると「○○はどこに置いてありますか」と店員さんに間違われます。

これは良いことなのか、私自身影が薄いことなのか、わかりませんが、

先生と呼ばれる政治家ではないということです。

一市民が政治家になったんです。

 一般質問『あらゆる世代の未来は輝く』その5

 市長が描く幸福度について
問:
昨年9月定例会一般質問で東京都荒川区の幸福実感度に関する事例を紹介し、上田市における市民総幸福度の取り組みについて市長に伺いました。
市長は12月定例会の小林隆利議員の質問、これから目指す市政に関して「市民一人ひとりが幸せを感じられる、幸福度ナンバーワンの都市を目指す」との答弁がありました。そこで市長にお尋ねします。
(第1点)市長が描く幸福度とは何か、
具体的に何を目指すのか、
また、幸福度ナンバーワンはどのように測るのか?
次に、将来のまちづくり方向性を示す、第1次上田市総合基本計画が平成27年度に終了します。
来年度から着手する第2次上田市総合基本計画の策定について伺います。
(第2点)計画策定に向けた、上田市の将来像をどう捉えていくのか基本となる考え方は何か、
いままで行ってきた地域別や産業等の分野別の将来像だけではなく、ライフサイクルを見すえた世代別の課題を明確にすることを提案いたしますが、どうか
(第3点) 行政においての幸福度は、市民の暮らしやすさであり、暮らしにくさは市政の課題と捉えるべきであり、その幸福度または幸福ではない状況を測るための市民調査、それに基づく指標作り、計画における達成度を設定してはどうか、伺います。

幸福度についてより高い幸福を求めていくことも一つの考えですが、上田市に現在ある制度やしくみにおいて、使いづらいことを使いやすくすることにより、暮らしにくさを解消していくこと、いわゆる市民生活の課題を見つけ、取り組むことが大切です。


一般質問「あらゆる世代の未来が輝く」その4です。


1月17日計画策定委員会から市長に答申された『第2次上田市障害者基本計画案』について
(第1点)答申された基本計画案には「放課後等児童デイサービス」、「ぷれジョブ」など、子どもの教育と地域との関わりについて述べられていますが、上田市の見解はどうか、お聞きします。
また、特別な支援を必要としている子どもが放課後や休日を利用して週に1度1時間程度、およそ6カ月間地域の企業やお店などに出向き、ボランティアのジョブサポーターの支援を受けながら職場体験をしていくぷれジョブの活動については平成24年12月議会で質問をいたしました。
その時、教育長の答弁では、『地域住民、地域企業、保護者、学校の連携が必要であり、教育委員会では、できる部分について支援、協力していきたい』とありました。
今回の計画案では、現在3地域で行われている、ぷれジョブを18カ所に展開することが示されているようです、そこで伺います。
(第2点)主に保護者や専門家の皆様が協議会をつくり進めてきたぷれジョブについて
①上田市はどのように関わり協議会や保護者の皆様と連携し、どのような支援を行っていくのか
②それぞれの地域で子どもを実習先に送迎し、見守るボランティアサポーターの確保に課題があると伺っています。そこで、市はこのサポーターの育成とぷれジョブの活動を市民に啓発していくことについて支援していく考えはないか、お聞きします。


答:詳細は後日。

「あらゆる世代の未来は輝く」ための5項目の一般質問
その3 パーソナルサポートモデル事業について

「しごと」や「生活」などの悩みをかかえ、生活困窮に陥りそうな方からの相談を受け、一人ひとりの状況に合った解決方法を考え、必要な支援やサービスにつなげる国のパーソナルサポートモデル事業は長野県が窓口となり現在、上田市をはじめ県内4カ所でパーソナルサポートセンターが開設されていますが、昨年12月に生活困窮者自立支援法が成立したことを受けて、平成27年度より福祉事務所を持つ自治体単位で事業が行われることになりました。上田市、平成26年度当初予算にも自立支援相談センター事業として、平成27年度移行を目指した予算540万円が計上されております。
そこで、伺います。生活困窮者自立支援法により
(第1点) 
①平成26年度当初予算、自立支援相談センター事業を中心とする上田市の対応について、この自立支援相談センター事業は上田市直営とするのか、外部委託とするのか、長野県では委託先例として社会福祉協議会を上げているがどうか
②いままで行ってきたパーソナルサポートセンター上田サテライトの事業は当に、一人ひとりに時間をかけ寄り添う対応をしてきたと伺っています。電話一本で相談が解決できるものではなく、相談者とスタッフとの間で築かれた信頼関係から、それぞれの専門窓口につなげていく今まで培ったノウハウや人材はたいへん貴重です。上田市が運営する際に、現在のパーソナルサポートセンター上田サテライトの人材、ノウハウを受け継ぐ考えはないか
(第2点)
このパーソナルサポートセンターの相談者の多くが20代から50代の独身者、いわゆる若者世代の就労・生活支援を支えてきたと伺っています。
上田市が引き継ぐこのパーソナルサポートセンターが若者支援の総合窓口となることについて、若者支援の必要性について上田市の考えをお聞きします。 


答:
社会福祉協議会は有力な委託先である。
人材については、公募となる。

詳細は後日。

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