『地域に貢献する地球市民』の気概を持って

#チャレンジ2030 近い未来へバトンを!安心・安全・ワクワク

2014年01月

 2月3日(月)より、上田市議会3月定例会が開会いたします。
3月30日(日)に上田市長選、上田市議会選挙が同時の行われることから、通常よりも半月ほど早い議会の開会となります。1月27日今週の月曜日に3月議会で出される議案、平成26年度当初予算は、骨格予算(最低限必要な経費で編成する予算。予算規模は小さくし選挙後の補正予算で、首長の意向を反映させた事業などを「肉付け」する予算)として約675億円が計上されています。
 
 2月10日(月)より始まる一般質問では私は一期目の集大成として、未来を輝かせるための提案をしていく決意です。
ところで、あっという間の4年間でした。
 記録として拾えるデータを見ると、
一般質問が毎回行っていますので、
4年×4議会=16回(平成26年3月定例会での予定を含む)
うち、代表質問1回、個別質問15回。
分野別の質問項目(分野がまたがる重複あり)
・防災、災害対応及び土木について・・6項目
・広報、情報・・6項目
・教育・・5項目
・健康、福祉・・8項目
・財政・・3項目
・商工観光、雇用・・7項目
・生活環境・・3項目
・総務、人事・・5項目

また、議員個人活動データ
・市民相談897件
・対話数101789人でした。

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 コツコツ作成していたホームページがやっと全ページ完成いたしました。
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 2014年からのテーマは『あらゆる世代の未来(あした)が輝くために』です。
市民政治家として、力強く行動してまいります。

 本日は2014年最初の街頭演説を市内各所で行いました。
 午後、自宅に戻り、偶然NHK Eテレのマイケル・サンデル氏の白熱教室「世界の人たちと正義の話をしよう」という番組を途中から見る事になりました。
 世界各国の学生を前に行われた公開討論会はサンデル氏が出す仮の提案について学生たちが議論を重ねていきます。
特に貧富の差が激しいインドや中国そして韓国でのお金にまつわる価値観は大変注目すべきものでした。
 
 多様な価値観に上には、それぞれの『善』があり、その善は相反している場合が多い。善を実行するための「正義」をそれぞれが主張を始める。

 以前にも「正義」についてブログに書いたことがあります。
 相反することをそれぞれが主張できることは民主主義の良いところです。
しかし、相互を尊重できる成熟した議論ができているのかは、この日本でも疑問な点です。
まず政治家どうしが議論できないからです。

 サンデル氏は、美徳を尊重する共通善に基づく政治という考え方を提示しています。
共通善=奇しくも天皇陛下が新年のご感想で述べられた「苦しい人々の荷を少しでも分かち持つ気持ち」に相当するのではないでしょうか。

 以前、身障者用車いすマークの専用駐車場について話題にしたことがあります。
上田駅前ロータリーの市の2台分の専用スペース(必要な時があるために場所を指定=公共スペースの平等+市民の倫理観)は、ほとんどがその専用スペースを必要としない方々が空いていることをいいことに(=合理的な自由主義の考え方)平然と駐車をしています。
 これは一例です。
 行政の制度やしくみ自体はちゃんとあるものもあります。(例:駐車スペースを作る際には〇%を専用スペースにすること)ただ、制度やしくみを本来の目的に近づくための創意や工夫がない。そのことに気が付くかどうか、小さなことから大きなしくみに発展していくかどうかは、地方議員の使命にかかっていると思っています。

 相反する価値観に対して冷静に判断していくには「共通善」への取り組みが求められるかもしれません。

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