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#チャレンジ2030 近い未来へバトンを!安心・安全・ワクワク

2013年11月

 『あらゆる世代の未来(あした)は輝く』ために!
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 本日、上田市長へ公明党上田市議団として、平成26年度予算要望書を提出いたしました。
重要性の高い施策42項目を含め228項目は、私たち「現場第一主義」に徹した各議員のもとに、あらゆる世代の市民から寄せられた貴重なご意見・ご要望をもとに取りまとめました。
 以下、主な重点要望項目です。


①防災・減災予算の増額
(1)学校、公共施設の耐震化及び地震対策、災害に備えるためのため池、河川、 用排水路、橋梁、道路等の補修、長寿命化など総点検、維持管理のための予算充実を図ること。
(2)災害に強いライフラインの構築推進を図ること。
(3)ゲリラ豪雨等に備えるための総点検の実施、中小河川の改修・整備を促進すること。
公共施設・設備、公有財産マネジメントの構築
(1)公共施設・設備白書の早期作成のための担当部門の設置をすること。
(2)公共施設・設備白書の作成と共に建設投資・維持・管理に関する総合的な計画を策定し公表すること。
(3)公共施設整備基金の計画的な積み増しを実施すること。
③上田市交流文化センター及び上田市立美術館の運営管理への取り組み
(1)開館に向けた道路、駐車場等周辺整備を図ること。
(2)懸念される課題(交通渋滞、運営経費、貸館等のスケジュール)について、対応策の検討を行なうこと。
多様な世代の市民が市政に参加できること
審議会等の委員について多様な世代(主に子育て世代の男性)の市民が市政に参画できる取り組みを行うこと。
若者の自立・就労支援と支援者(団体)の育成を行うこと。
⑥防災対策
(1)地震等災害時のBCP(業務継続計画)策定後に訓練等でその有効性を確認すること。
(2)危機管理の体制充実を図り、総合防災センター機能強化を図ること。
(3)防災会議の充実を図り、更に防災対策に災害弱者の対応を図ること。
(4)自主防災組織等への講習会の充実を図るなど地域防災の人材育成を行うこと。
(5)災害情報、防災対応に関して県との連携を強化すること。
(6)自主的に住民避難を行うための市に考え方を明確にすると共に啓発活動を行うこと。
安心・安全な学校・子どもたちが健やかに育つために
(1)通学路のゾーン30(時速30km制限区域)拡大の推進を図ること及び安全な通学路を点検整備すると共に庁内関係部門が連携し強力に推進すること
(2)小中学校でのキャリア教育(仕事体験、職場見学)の更なる充実を図ると共に障害をもつ子どもたちの職場体験活動の支援を行うこと。
(3)小中学校における、不登校、いじめ防止策を積極的に取り組むこと。
⑧安心・安全な医療体制の充実と健康維持への取り組み
(1)信州上田医療センターについて、以下、市も支援すること。
(ア)救急救命センターとして充実整備すること。
(イ)がん診療拠点病院として、地域のがん診療の充実ができること。
(2)「うつ病」を早期発見するため定期健診に「こころの健康診断」や「こころの体温計」を導入すること。
(3)自殺予防対策に積極的に取り組むこと。
⑨生きがいのある高齢者施策の充実
認知症対策として地域や企業における「認知症サポーター」の育成と活用、地域で支える介護サービスの充実を図ること。
⑩セーフティネットの拡充
(1)児童虐待防止のためにあらゆる取り組みを図ること。
(2)生活保護受給者の自立支援を推進すること。
⑪子育て支援の充実
子ども子育て支援新制度の移行に伴い、制度についての説明等、市民への周知や相談体制の強化に努めること。
発達障がいの支援拡充
(1)5歳児検診を実施し、発達障がいなどの早期発見と支援体制の充実に努めること。
(2)発達相談センターの中で、療育センターの機能やペアレントトレーニングなどの支援事業を拡大し充実させること。
(3)乳幼児から成人に至るまで発達障がい児(者)支援ノートの発行、作成の推進。
(4)学校及び地域、公民館活動等における発達障がいの理解を深めるための啓発活動の拡充を図ること。
(5)保育士のスキルアップのための研修の充実を図ること。
⑬公立保育園・幼稚園の施設整備
  保育園庭の芝生化
⑭中小企業・小規模企業、団体への支援
(1)中小企業振興基本条例の制定を図り、創業支援、雇用促進事業に対する支援の推進を図ること。
(2)引きこもり、ニートなどの若者へ雇用対策を推進すること
⑮観光の振興
(1)新幹線延伸に伴い新たな観光スポットの開発、情報発信の推進。
(2)観光情報をマネジメントすること(観光課、商工課、各地域自治センター、教育委員会の情報発信がそれぞれ発信しているパンフレット等の集約化など効率、効果を考える)
⑯農林業の振興
(1)荒廃農地解消対策の更なる推進を図ると共に千曲川ワインバレー構想等ワイン特区などの検討導入を行うこと。(2)有害鳥獣対策の更なる推進を図り、ジビエの推進や狩猟人口を増加させる対策、狩猟犬の訓練等の具体的な対策を行うこと。
⑰安心・安全なまちづくり
運賃低減バスの増便・コースの再構築など交通不便地域の「住民の足」確保を図ること。
⑱地域内分権のあり方を見直す
(1)委員の権限について更なる明確を図るとともに、曖昧な地域協議会の役割を再評価し、改善を図ること。
(2)第4ステージである地域経営会議のあり方について組織のあり方の前に、役割の明確化と自治会、地域協議会等との位置づけを明確にする。
⑲より住みやすい環境への取り組み
生ごみ処理基本計画を策定し、本格的なごみ減量に努めること。

 12月議会に行う予定の質問は一見関連性がないように思えますが、『行政情報』のあり方を問う内容です。
情報は生き物であり、行政は安全・安心な市民生活を確保できるように、将来のまちづくりに活かせるよう、より効果的な活用のあり方が求められます。
 ■もう『〇十年に一度の災害』といういい方は適当でないかもしれません『災害は、いつおこるか分からない』だからこそ、準備や訓練が必要であること。情報が人の命を左右することもあることを再認識したい。
 ■公共施設マネジメント白書については昨年9月以来2度目の質問となります。
公共施設の管理状況をそれぞれ作成する白書の目的は、益々老朽化する施設の現状の管理ではありません。このデータがこの先の人口減少や財政圧縮、地域内分権など将来のまちづくりの基礎データとなります。早く基礎データを揃え、老朽化した公共施設を今後、どのように計画し、地域の合意形成を得ていくか、作成後の方が、はるかに時間を費やさなければならないと想定されることから、どのような視点で白書を取りまとめていくか?各市町村の課題が見える白書策定が必要となってきます。
 ■福井県鯖江市をはじめとするオープンデータの取り組みは、全国で注目されています。行政情報の民間活用の促進は非常に重要なことですが、もう一つ、オープンデータを介して行政と市民が双方向の情報交換を可能にしていくことが期待されます(この点、上田市はかなり遅れています)。


主な質問内容です。
1.災害時の情報と対応
(1) 災害時の対応について上田市と長野県との連携について現状と課題は何か
 ・9月の台風18号による通行止め情報等について県から情報が遅れたことから防災対応について定期的な県や関係機関との連絡会議等、連携を図る機会を増やすことへの市の考え方はどうか
・災害時、幹線道路が寸断された場合の対応(情報発信、う回路等の想定など)と訓練について
(2)災害情報と自主避難の考え方、自主防災のあり方
・自主避難に関する市の考え方と啓発活動を推進すべきと考えるがどうか
・自主防災組織等、地域の防災活動に関する人材育成及び研修会、講習会の充実を図ることについて市の考えはどうか
・市民の命を守る、市民、自らの命を守ることについて市は更に推進すべきと考えるが市長の考えはどうか
  
2. 公共施設マネジメント白書と設備管理台帳システム
(1)白書作成の進捗状況と公共施設のこれからを検討するための専門部門または担当課の設置についてはどうか
(2)施設設備(故障する前に補修し長寿命化を図るなど)管理台帳の作成等はどうか
(3)老朽化または耐震に課題のある公共施設について補修、建て直し、再配置、財政的な計画に、早期に取り組まなければならないと考えるが、市長はどう受け止めて、考えているか

3.オープンデータ
(1)市のオープンデータに対する(公開等)考え方はどうか
(2)民間活用について効果とどのようなデータが公開できるのか
(3)今後、公開することを含め取り組む考えはどうか

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 今日から12月議会、一般質問の通告が始まりました。
初日、朝8時半までに議会事務局に集った議員は5名。12月2日から始まる一般質問の順番を抽選で決めます。
昨年までの私は、例えば5人中5番目、4人中4番目・・要するに1番くじを引いたことがなく、何も8時半まで行かなくてもよかったような時代が3年続きました。
しかし、なんと今年は、
 6月議会・・1番。
 9月議会・・1番。
そして12月議会もなんと1番・・。今年は強運です。

 3回連続で12月議会もトップバッターに立たせて頂きます。
市政の課題について、しっかり質問してまいります。

 11月16日は国連の国際寛容デーです。
以下は、本年のこの日に寄せた潘基文事務総長のメッセージの抜粋です。

寛容は受動的なものではありません。特に意見の違いがある場合には、相互の理解と尊重に基づき手を差し伸べるという能動的な選択が必要です。寛容とは、私たちの多様性が強みであり、すべての社会にとって創造性と再生の源泉であるという認識に他なりません。

 寛容を学ぶことは可能であると同時に、義務でもあります。私たちは少年少女に、いかに共生すべきかだけでなく、グローバル市民としていかに手を携えるべきかを教える必要があります。議会から遊び場に至るまで、文化的な理解と尊重を推進することにより、寛容を育むことも必要です。格差の広がりに対処し、ジェンダーや障がい、性的嗜好、民族的または宗教的背景に基づく社会的疎外を排除する必要もあります。

 月に一度、お邪魔させて頂く、ボランティアがあります。
その会のリーダーの方の姿に尊敬し、学びます。
 相談する方の話を聞く力・・
・否定しない
・経験に裏付けられたケースごとの適切なアドバイス
・話がしやすい雰囲気
・締めくくりは、いつでも力になりますよ

 議員をさせて頂き、様々な市民相談を受けます。
相談内容によっては、聞くことが大変(自身に心理的な影響を及ぼす)内容もあります。

 寛容は自分自身が体験や経験を通じて、鍛え上げなければならない一面があります。

「人間であれ、文明であれ、絶えず自身の殻を打ち破り、開かれた心で他者と対話し、学び合う。この積極的な『寛容の精神』の躍動のなかに真の共生があり、平和があります」


 対話が自らを鍛えさせる。聞く力をもっと身に着けたいと思いました。 

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