『地域に貢献する地球市民』の気概を持って

#チャレンジ2030 近い未来へバトンを!安心・安全・ワクワク

2013年01月

 1月30日、長野県市長会の副市長・総務担当部長会議が行われ、4月の総会に提出する国・県への要望事項を審議した。
 会議では、須坂市から長野県に対して「青少年健全育成条例」の制定を求めることが提案されたが、松本市(反対・・各自治体でも議論がある。まだ住民や行政が努力するところがある)や佐久市(反対ではないが議論をもっとすべき)などから異論が出て、その結果、継続審議となった。
 須坂市が提案した「青少年健全育成条例」には、淫行処罰規定や有害図書の規制、インターネットのフィルタリング規制などを求めた内容であり、会議に出席した須坂市副市長は「各市が違う対応では、効果的な青少年保護を推進できない。県が統一的な基準を作るべきだ」と訴えた。との報道がありました。

 相次ぐ、県内教職員が教え子を傷つける行為、不祥事。しかし、教職員が犯したみだらな行為で逮捕されたのは東御市の教員だけです。
 東御市は県内で唯一、淫行処罰規定があるからです。

 以前のブログにも書きました。
 
 悪い大人が青少年をあの手この手(学校の内外で、インターネットやスマホで)を使い、犯罪に巻き込むことに市町村の境界なんてありません。
 青少年を傷つける悪い大人は
 東御市で犯した行為は逮捕され、他の市町村では逮捕されない。
 46の都道府県では逮捕されるが、東御市を除く長野県では逮捕されない。

リンク-東御市青少年健全育成条例

 「各自治体での青少年への健全育成の取り組みや、まだ住民や行政が努力するところがあるという」意見の本意はなんなのか?分かりかねるところがあります。
 青少年を健全に育成することに地域の取り組みは大切ですが、
インターネットやスマホ(携帯)の交流サイトは地域の取り組みの領域とは全く違う次元にあります。自宅に居ながらSNSや交流サイトで悪い大人の罠にかかる子どもたち=夜間の見守りで注意される繁華街でたむろす子どもたちではありません。
 
 広域的な取り組みが必要なはずです。

 ところで
 長野県と長野県教育委員会そして代々の県知事は一貫して、青少年健全育成条例制定について否定をしてきました。
2002年3月の県議会での条例制定を求める請願が採択されましたが、いまだ制定についての議論もありません。

 私は県市長会における須坂市の提案は、この時代当然であり、
情報が全国、世界に一瞬のうちに広がる今、長野県が目指す道はいつの時代を理想としているのか不安になります。

 長野県が条例を制定しない理由に
「青少年に有害な環境を条例により規制するという方法よりも、青少年は地域社会からはぐくむ。遠回りのように見えてもより効果が上がる方法である」
 
 青少年にとって有害な環境を条例で規制しないのであれば、代わりに
現行法令では処罰できない、青少年にひどいことをする悪い大人を取り締まる厳しい条例をつくるべきではありませんか。

 上田市議会では開かれた議会を目指して、広報・広聴活動のさらなる充実を目指して、市民の皆さんのご意見を反映させるために
議会だよりと上田市議会ホームページの
「広報・広聴モニター制度」を実施します。

 具体的な内容:
 議会だより(定例会年4回、臨時号発行)と上田市議会ホームページをご覧になって、
ご意見・ご要望を文書で提出して頂き、モニター会議(年1~2回予定)に出席して頂く。

 モニター期間 平成25年5月1日から平成26年3月31日

 募集要件
 ・上田市在住の20歳以上の方
 ・議会だより、上田市議会ホームページをご覧できる方
 ・文書で議会だより、ホームページそれぞれのご意見、ご要望を期日までに提出いただける方
 募集人数・・10名程度(応募者多数の場合は抽選)
 
 交通費程度の謝礼があります。
 お申込みは2月28日まで

 お申込み方法など詳しくは、2月1日号の議会だより、
 もしくは2月1日からの上田市議会ホームページをごらんください。
 
 上田市議会ホームページ

 若者が多く集まるBARの新年会に行った折、
店のオーナーが歌った
~さよならは別れの言葉じゃくて再び逢うための遠い約束~
来生たかお(薬師丸ひろ子)の『夢の途中』の歌詞を聞いていて
ふと
『ここに地終わり 海始まる』という言葉が浮かびました。

宮本輝の同名小説で、この言葉を知りました。
ポルトガルのロカ岬の石碑に刻まれたこの言葉「ここに地終わり 海始まるは、
16世紀の大航海時代、同国の偉大な詩人が残した叙事詩の一文です。


 物語は、18年もの長い闘病生活がこれからも続くだろうと思っていた女性に
知らない男性から絵葉書が届く、本当はその女性に宛てたものではないラブレターとも
思われる文章の最後にあった「ここに地終わり 海始まる」の言葉が女性の人生を変えていく。

 何も変わらないと思っていたことが、あるきっかけで大きく変わっていく。
転機はふとしたところにあるが、期待してもやってこないし変わらない。
偶然や運命は、自らの強い前向きな思い(あるいは強い後ろ向きな思い)
行動が引き寄せるもの。
そして仲間も出来ていく。

 歌の合間に語るオーナーの言葉を聞き、そんなことを感じました。

多くの人のこころの叫びを受け止めることは

自らの心を強くする!
改めて深く決意をした時でした。

夜の雪道
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 「定年後、田舎へ帰れば青年部
ある会合で紹介されたサラリーマン川柳には苦笑してしまいましたが、
そのあと、参加者に「私は今48歳になるんですが、党では青年部なんですよ」と話したところ随分驚かれました。
 驚かれた理由が「48歳であること」なのか
48歳でも青年部」なのかはわかりませんが、政治の世界では30代、40代はまだまだ若い。特に市町村議員ではそのようです。
 さて、地方にあって若者政策は手薄であり、20代~40代の男性が市政参画の機会さえも非常に少ない現状にあります。
 女性政策については、全国3000人の国・地方議員のうち3分の1を占める公明党女性議員の活躍のおかげで多くの実績(課題はまだある)を国でも地方でもあげています。
 女性政策は女性特有の病から、仕事、家庭、教育、福祉分野等多岐に広がります。
しかし、ここであえて言わせて頂きたい、女性政策の中には、20代~40代の男性の役割が課題であり、
女性・男性それぞれから発信するというよりも
青年世代(青年世代・・ここでは、若者から子育てをしている世代をあえて言わせて頂く)として捉える課題が山積しています。

 現在、党の県青年局では、青年政策をとりまとめています。
 私からは、
1.『働く』こと
2. 世代間が『共に学び、共に育み、共に支え合う』こと
の2つテーマについて24項目の提言と以下の文書を添え提出させて頂きました。

『地方政策において、地域ごとの課題が横軸とすると
世代間の課題は縦軸になります。
地域の課題は主に市町村自治体の課題でもありますが、世代と世代の間を結ぶ課題については特に国・県単位の施策が必要です。
 また、20代~40代に至る世代は、この世代以前(若者雇用や、非婚、少子化、子育て、教育に関わる)、以後(社会保障、家族、地域コミュニティ、シニア世代の雇用、高齢者、介護)の世代間を結ぶ重要な鍵となる世代です。
但し、世代間を結ぶこの青年世代は、県の政策や市町村の政策に県民や市町村民として参画できる機会(市町村議会議員、審議会の委員等)が少ないのも事実です。
今後、少子高齢化の波は、雇用、社会保障の分野で、世代間格差や対立を生む恐れもありますが、青年世代が世代間を結ぶ役割を果たすことも期待されます。
世代間を結ぶ青年世代に対する政策を充実することは、地方の将来計画には欠かせない要素です。
以下は、青年世代(10代後半若者~40代の子育て世代まで)から伺った課題等を含め、政策提言するものです』

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写真は、左:平木だいさく氏(参院比例区)と右:矢倉かつお氏(参院埼玉選挙区)予定者・・ともに38歳。

 2012年は年男(辰年)でした。2013年を迎えるにあたり1年間の決意を書きます。
今年は「一歩一歩 前へ進む」活動をしていきます。
普通の感覚の普通は、どれだけ多くの対話ができたかではないかと思いますので実践していきます。

 以前に紹介した、こんな議員になりたい自分の理想像を再び紹介します。

1.自己顕示欲がない議員
2.人の話が聞ける議員
3.勉強しつづける議員
4.朝とても早起きな議員
5.いつもスーツは紺の議員
6.いつでもどこでもアウェーにいる気持ちでのぞむ議員
7.ユーレカ(ひらめき)を出す議員

いつもでもどこでもアウエーでのぞむことこそ、勇気が入ります。

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