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2012年08月

 上田市議会 一般質問通告を行いました。
 今回は7人の議員が8時半ま​でに集まり、順番を決めました(くじ引き)。今回は7人中4番目​です。私の一般質問は9月10日(月)午後1時からの予定となり​ます。
 いつもお伝えしていますが、いままで、初日の朝いちばんでくじを引いた結果は4人中4番目、3人中3番目など、朝いちばんに議会事務局にいかなくても良いほどのくじ運のなさでした。今回も決して最初の方ではありません。他の会派の先輩議員からも「半田議員は本当にくじ運がわるいな~」と言われるほどです。
 今回もしっかり気合をいれて質問をしてまいります。
質問内容は、
 公共施設の管理・整備について
以下の2つ項目について​市の考えを質します。
1.障がい者等専用駐車スペースが目的にあった利用がされること​と公共施設のバリアフリーの現状について
2.老朽化が顕著になってきた公共施設等の維持管理から公共施設​マネージメント白書の策定について

1について、県がパーキングパーミット制度導入を検討している中​で、車イスマークの駐車スペースが本来、必要な方に利用できるよ​うに整備をしていくこと強く訴えていきます。
2.は待ったなしです。市内公共施設は600ぐらいあるといわれ​ています。施設は50年の耐用年数があるといわれていますが、市​内施設は40年~30年経過したものが大変多くあります。計画的​な配置、予算等について提案と質問をしてまいります。
20年、30年先を見据えた公共投資についていち早く取り組むべきです。

 1週間を振り返る(8/20~8/26)

■8月20日(月)
 議会機能強化特別委員会
 議会基本条例案の策定に向けた章構成について協議しました。
 章の構成案が決まり(現時点)7章+附則に3つの分科会に分け、内容についてたたき台案を作成することが決まりました。

■8月21日(火)~23日(木)
 総務文教委員会 行政視察
 目的:平成26年秋完成予定の交流文化施設(市民会館ホールと美術館が併設された複合施設)の運営管理について
先進自治体の事例を視察しました。今年度、その運営方法について委員会として市に提言をしていく予定です。
●8月21日 茨城県水戸市 水戸芸術館
 貸館事業は一切行っていない、稼働率(リハーサル、準備を含め)100%のホールと美術館併設の建物です。
 財団法人として市からの職員は事務局長1人、更に専門スタッフ(音楽、演劇、美術等)を公募して採用しています。
水戸芸術館 タワー
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ACM劇場 演劇専用
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森英恵(財団法人理事長デザインの制服)
スタッフの対応が大変素晴らしい
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エントランスホールにはパイプオルガン
(毎週演奏、中を見ることができます)
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 ●8月22日 福島県いわき市 いわきアリオス(いわき芸術文化交流館)
 館長は市職員ですが、企画等専門スタッフを36名抱えています。数々の建築賞を受賞した建物で、世界的に音響に大変優れている施設と言われています。
旧市民会館の棟方志功作の緞帳を陶板に
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外からも見えるスタジオ
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演劇専門劇場(照明は最新)
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音楽ホール
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託児施設(キッズルーム)
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がんばっぺ いわき
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2館に共通しているのは
 企画・運営はすべてプロが行っている点にあります。
 水戸芸術館  館長は故 吉田秀和氏
 いわきアリオスでは支配人 大石時雄氏
 そのほか、全国からの専門スタッフが働く。
 演劇と音楽それぞれ専門ホールが配置されています。
 
 ●8月23日
 宮城県大崎市 ステップアップ交付金事業
 大崎市は1市5町が合併し、地域振興と地域内分権の促進のために設けた交付金事業について話を伺いました。
3.11で天井が落下、同じように3階の市議会議場も天井が落下。
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今回、3市に伺いましたが、それぞれの市が3.11東日本大震災の被害を受けています。1年半が経過して何事もなかったように見える街並みですが、宮城県大崎市では駅前の道路が直っていなかったり、電柱がななめに立っていたり、視察したホールでも建物の被害にあったり、避難所として多くの方に利用されていた現状や地元の方の話を伺ったりすると「建物や道路はいずれ直りますが、心のケアはこれからが大事です」という内容を語った村井宮城県知事の言葉を思い起こします。

■8月24日(金)
 党印刷物配布
 午前 会派会議
 夕方 街頭演説

■8月25日(土)
 座談会
 夜 党議員会
■8月26日(日)
 座談会
 市民相談
  
 

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詳しくはリンク 脳脊髄液減少症・子ども支援チームHP

 文部科学省、国土交通省、警察庁は、通学路の安全対策に関する提言をとりまとめた、との報道がありました。
主な内容は、
 住宅地のいわゆる「生活道路」にある場合は速度制限を法定速度などから
時速30キロ以下
 幹線道路にある場合は歩道を整備することが望ましい
 居眠り運転の防止には道路上に突起物を設置して段差を作る 
です。

この提言に先立つこと、8月8日には、3省庁合同の
「通学路の交通安全の確保に関する有識者懇談会意見とりまとめ」が発表されています。


以下、文部科学省HPから意見のポイント

1.「子どもの命を守る」ための道路交通環境の整備について

(1)「歩行者と車両の分離」と「自動車の速度の低減」が重要
(2)生活道路の通学路においては、ゾーン対策が効果的
(3)ハンプや狭さくなどの各対策の特徴を理解し、適切な対策を選択することが重要
(4)対策の普及のためには、対策効果の検証が必要
(5)「子どもの命を守る」というメッセージを明確に打ち出すことが重要

2.関係機関等の連携・協力による地域全体の安全確保について

(1)コーディネータ、リーダーの存在や受け皿となる窓口の一本化が必要
(2)地域住民、保護者の協力・参画による地域の合意形成が必要
(3)学校やPTAが発信源となった合意形成が有効であり、合意形成のルールが必要
(4)体系的な行動計画による継続的な取り組みと予算の確保が重要

3.危険性を予測し、自らの身を守るための交通安全教育の効果的な促進について

(1)危険を予測し、回避するという交通安全教育の基本の徹底が重要
(2)児童生徒・保護者に対するより実践的な交通安全教育・指導が重要

4.その他、自転車利用等について

(1)自転車の利用環境を整えるには、道路空間の「整理整頓」が必要
(2)登下校時の交通事故特性からみた事故対策の徹底が重要

が発表されています。
詳細はリンク 文部科学省HP通学路の交通安全の確保に関する有識者懇談会意見とりまとめ

さらに先立つこと、7月26日公明党通学路の安全対策プロジェクトチーム(座長 浜田昌良参院議員)では藤村官房長官に総合的な通学路の安全対策に関する提言を申し入れました。


以下、主な提言
「少なくとも『ルールを守っている歩行者は守られる』ことを確保するため、歩行者優先・人間優先の交通体系という理念の徹底が急務
中央交通安全対策会議の早期実施や、交通安全対策基本法に人間優先の理念を明確に位置付けること。
 ①安全対策のための緊急予算執行
 ②継続的安全点検のための人材育成
 ③「通学路」の法的位置付けの明確化や「無免許運転」防止策の再検討など、関連法規制の見直し
 ④道路地図出版事業者に対する通学路配慮の協力要請
 ⑤カーナビでの通学路表示や音声による注意喚起など、民間の知恵を生かした対策の推進

提言全文 リンク 石井啓一HP


地方にあっては地域やPTAから大変要望が多い、通学路、歩道等の整備です。しかしながら、担当部局が横断的にあること(今回の3省庁の有識者会議でも指摘)、予算が限られていることなどから、整備が進まない現状があります。是非、安全対策のための緊急予算執行はまず第一に実施をしていくことが必要です。

 一週間を振り返る。(8/12~19)

■8月12日(日)
塩田平の夏祭りに出席・参加しました。
挨拶をさせて頂きました。
・・お祭りは地域と地域、人と人を結びます、特に中塩田地域は上田市の中でも人口が増えている地域にとっては大切な行事です。
■8月13日(月)~14日(火)
新盆
■8月14日(火)
地元自治会のお盆の集い

■8月15日(水)
終戦記念日の街頭演説

■8月17日(金)
・議会広報特別委員会
10月下旬開催の「議会報告会・意見交換会」についての打ち合わせ
8月6日・7日行った行政視察報告について・・今年度から常任委員会・特別委員会の視察報告を議員懇談会で発表し、更に報告書を市議会ホームページにて公開いたします。

・総務文教委員会協議会
政策企画局(交流文化施設建設室)より建設スケジュールについて説明と委員より質疑。
平成26年秋オープン予定の市民会館ホールと美術館を併設した複合施設について、総務文教委員会からも来年2月を目安に提言を行うために、毎月協議会を開催。
私も含め、多くの委員は、会館の運営計画や方針に関心を寄せています。
その他、継続審査となっている陳情について、8月21日~23日行政視察についての確認を行いました。

■8月18日(土)
災害状況確認・・8月17日(金)午後から突発的な風、雹、短い時間に特定の地域に大量に降る雨(上田地域1時間で44mmの降雨)で床下浸水、家屋の破損、農作物の被害がありました。

月1回のボランティア

以上

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