『地域に貢献する地球市民』の気概を持って

#チャレンジ2030 近い未来へバトンを!安心・安全・ワクワク

2012年04月

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 公共施設や大型ショッピングセンターでは、必ず『車いす印』の身障者用駐車スペースが数台分確保されています。しかし、ドライバーや同乗者の中には、あえてここに停める必要のない車も見受けられます。
 特に、ショッピングセンターやスーパーではそうです。
・お店の玄関に近いから便利だから
・いつも車いす用スペースは空いているから
・店の駐車場が混雑して停めるところがなかったから
あえて車いす用スペースに停める方の理由は様々でしょう。
店舗の出入り口に近く、後ろに乗せた車いすを下し、車のドアを大きく開き、家族を車イスに移すには、車いす用の広い駐車スペースは大変助かります。
 以前、体の悪い家族を乗せてスーパーに出かけた時のことです。家族も買い物をしたがったのですが、あいにく車いす印の駐車スペースは全部駐車されていました。しかたがないので、しばらく、少し離れた一般の狭い駐車スペースで空くのを待つことにしました。
 ようやく、一台分スペースが空き、エンジンをかけて、車いす用スペースに向かおうとした矢先、そこにワンボックスカーが停まり、中からは、知り合いの方とその家族が、小走りでスーパーに向かっていきました。ちなみに、知り合いの方は皆、健康です。
 あくまで一般の利用者任せのモラルに基づいて利用することができる場所、いつもは空いているが、
必要な時に、使うことができない『車いす印』の身障者用駐車スペース・・私もこのような経験を何度かしています。
 
 ただ、知り合いの方を責めるつもりもありませんし、条例などで罰則をつくることにも疑問があります。

 よりモラルや善意が発揮されるような、効果的なしくみを整備していくことも先決です。

 2006年7月より佐賀県が導入したパーキングパーミット制度(身体障害者用駐車場を利用する際、利用許可証を発行する制度)は、全国的な広がりを見せています。
 車いすを利用する方に限らず、高齢者、けが人、妊婦、その介助者からの申請で地方自治体が許可証を発行するだけではなく、身障者用駐車場の整備(車いす用は幅を広く取り、目立つペンキ(青)で塗ることや、車いすを利用しない方用の身障者駐車場を別につくる)も行っています。実験的ではありますが、いくつかの大型ショッピングセンターでは、リモコンやカードを使って身障者専用駐車スペースに停める仕組みを導入しています。
 現在、パーキングパーミット制度を導入している地方自治体は全国26県と3市で、導入地方自治体では、他県でも利用許可証を相互利用できるよう協定を結び始めています。
 さて、長野県はどうでしょう。
 2012年3月に発表した『長野県障害者プラン2012』において、パーキングパーミット制度の導入が明記され、県民からのパブリックコメントに県は2012年から検討を開始すると回答しています。
 
 長野県の早期の導入を希望します。

 長野県は山あり谷ありの地形も影響しているのかもしれませんが、道路や歩道などのバリアフリー化が遅れています。
 更に、心のバリアフリーはもっと進めたいものです。

 リンク さがユニバーサルラボ(佐賀県パーキングパーミット制度)
      国土交通省 障害者等用駐車スペースの適正利用等の促進に関する調査研究報告書(平成23年3月)
      長野県障害者プラン2012

 長野県では“これからパパ”におくる育児応援ハンドブック『ながの育男(イクメン)手帳』を発行しました。
県内市町村で母子手帳を交付する際に、一緒に配布をするとのこと。また、長野県ホームページでもダウンロード・印刷ができます。ダウンロードする際にも、ママの妊娠時期から出産から、生後1年間を4つに区切り、1歳からは6歳まで子どもの各年齢ごとに分割して印刷ができる仕組みとなっています。もちろん一括して全ページも見ることができます。
 イクメンだから育児についての情報が満載ですが、このハンドブックのねらいはそればかりではないと伺えます。
ハンドブック2~3ページ見開きでは『パパだからできる10のこと』がママの妊娠からタイムスケジュールで図となっています。
 妊娠初期・・①ママの様子を観察しよう(つわりってどんなだろう?)
   中期・・②夫婦時間をエンジョイ
   後期・・③赤ちゃんグッズを買いに行こう
 出産直前・・④出産準備を進めよう(ママが留守になっても困らないようにしよう)
   出産・・⑤いよいよパパだ(入院のタイミングを知っておこう)
  1カ月・・⑥とにかくママを休ませよう
 10か月頃・⑦遊びはパパの出番
   2歳・・⑧ママ1年間ありがとう
   3歳・・⑨外でたくさん遊ぼう
   6歳・・⑩卒園式・入園式にはパパも出席
子育ては、常に、妻(奥さん)への気遣い、
心遣いが基本である

 男親は自分の好きなことしかやらない子育てをしているようで、 
私は反省しています。 
 地元の保育園の卒園式・入園式の来賓としてあいさつをする機会が増えました。
 自分の子どもが通っている保育園ですので、目の前にわが子が聞いています。
先日、卒園式での私の話を聞いて、まだ5歳のわが子が「パパはいつも、チューをするし、コチョコチョをするから、やめてくれ・・とパパの話の途中で手を挙げて言いたかった」と妻から聞きました。
 ちょっとショック!でした。

 話はもとに戻します、この『育男(イクメン)手帳』8ページにはイクメン育児休業奮闘記という2名のパパの体験談が載っていますが。お2人とも上田市の方が体験を寄せていることに、わが市はイクメンが多いのかな~と感激しています。
 また、12ページにはイクメンたちのためのリスクマネジメントとして救急時の♯8000の説明が書かれています。
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 是非。一度ご覧ください。
リンク  ながのイクメン手帳(長野県ホームページ)

今日は、信州大学繊維学部講堂にて『モヤモヤを解消する学びvol.7』(ループ38主催)という勉強会で2人の女性の話を聞きました。
 1人は東京から山形県の魅力を発信するGLY(ガール・ラブズ・ヤマガタ) オフィス 代表 田中麻衣子さん
 2人は上田市で昨年、総合型地域スポーツクラブを立ち上げた荒川玲子さん
2人の話に共通していることがあります。
 田中さんは、コンセプトに「自分を元気に、相手を元気に、ヤマガタを元気」を挙げて今まで活動しています。
また、荒川さんは「まず自分が楽しくなることが、相手を地域を楽しく、健康にしていく」のではないかと活動をしています。
 「自分が楽しくなる」 
これは何か地域で活動する、人と交流することや仕事に共通している点でもあると思います。
 自分が楽しくなることは、決して自分のためにだけやることでもなければ、面白おかしくやることでもないのです。かつてまちづくりのNPOで活動していたころ、様々なイベントを企画・運営させてもらいました。最初はひらめきかもしれませんが、地道にまち歩きをして、例えば、おいしい和菓子店を探すために、各店に入ってお菓子を買っていく。企画がある程度まとまったら、資金をどうしようか、関係者に対してもプレゼンし、広報等支援してくれる行政やマスコミ、スポンサーを探す。スケジュール等をきめ、現地に何度も足を運び協力してくれる商店等と交渉していく。そしてPR。協力してくれるスタッフの募集と説明会。事前の準備から当日の運営、そして清算まで。一つのイベントを企画運営していくには様々な工程があり、多くの人の協力が必要です。そしてイベントが終って「もうこんな大変な企画はいやだ」と思うのですが、またしばらくすると「今度はこんな企画をやりたい」とふっとひらめいてくる。
 このような経験を私もしてきました。企画が進み、多くの人が協力してくれる、そこには忍耐も必要なのですが、どんどん楽しくなってくる自分がそこにはありました。また、イベント当日、参加者が喜んでくれる姿がたくさんあると、さらに楽しくなってきます。以前もボランティアについて書きましたが、まさに自らの活動は「自分が楽しくなるためにある」ことから始まっていっても良いのではないでしょうか。
 今回主催しているループ38という団体もきっと、「自分が楽しくなる」切っ掛けづくりをしている活動をしているのではないでしょうか。
 「自分が楽しくなる」活動をしている方の話す言葉には自信があり、説得力があります。

「自分が楽しくなる」
今の私自身がちょっと見失いかけている「こころ」だと感じています。
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会場は、国・登録有形文化財。いつも大学にお邪魔するたびに外観だけは見ていましたが、今回初めて、場内に入りました。舞踏会が開かれるような会場です。
リンク ループ38

 私の議会だより「かわら版 半田大介の活動」2012年春号がようやく完成しました。
あまり思い(=重い)込むと、こだわり過ぎて、なかなか作成できません。

私の友人の議員は毎月発行していると聞くと、反省させられます。
かわら版半田大介第6号春 2012_01
かわら版半田大介第6号春 2012_02

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