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2011年09月

 昨日9月29日は、産業活性化・雇用促進特別委員会の協議会が行われました。
今回、上田市商工課から震災、円高について市内事業者の動向等を聞きました。
 東日本大震災の影響に関するアンケート調査結果について
この調査は、市内184事業所への調査第2回となります。
調査期間 平成23年8月19日~8月29日。
(第1回調査 平成23年5月11日~5月20日)

いくつかの設問の中で、
「震災の影響に対する対応策について」では、
全業種平均、「諸経費・光熱水費の節減」24%で
どの業種も一番高い。
続いて「営業強化」に割合が高くなっている。

とのことでした。

しかし、この設問はどうでしょうか?
震災の影響にかかわりなく、
近年、建設業は構造的な不況に長年みまわれて、人員削減、経費削減を繰り返してきました。金融機関からも役員年収を500万以下にするよう指導もされています。
建設業に限らず、製造業でもかなり近い状況ではないでしょうか。
これ以上、経費節減が大幅にできるのでしょうか?

だから、この設問に対する、事業者の回答は今までの経緯に対するものではなく、事業者として企業経営をしていく上で、「諸経費の節減」「営業強化」は永続的な課題である・・
当たり前のことを何度聞かれても答は同じ。ということを示しているのではないでしょうか。

『楽観よし悲観よし。

悲観の中にも道があり、

楽観の中にも道がある。』


とは、松下幸之助のことばです。
 
 組織は生き物です。毎年の売り上げは、農作物でいえば収穫です。
民間企業は、手塩にかけ、育てた人材、商品やサービスが、昨年と同じやり方や、前例を踏襲することでは通用しないことを身をもって感じているはずです。(あまり感じていないのは、行政や政治家かもしれません)

 会社員時代、深刻な産業不況の真っただ中で、売り上げが半分以下になっても、経営者は、同業者の中で県内では唯一、社員をリストラしませんでした。
 苦難の中を耐えること、その中で工夫や知恵を生み出す組織=人には、なにか志があるはずです。

 今は『悲観の中にも道』を見出すこと・・それをよく知っている方は市民であり、疎いのは政治家なのかもしれません。

9月19日(月)から9月25日まで

■9月20日、21日 総務文教委員会
 ○条例改正(市税条例、都市計画税条例)
 ○平成22年度決算 審査
 ○9月補正予算
 ○第1次総合計画 後期計画
 ○請願 2件
 9月20日財政部、総務部 9月21日政策企画局、教育委員会

■9月22日 
 厚生委員会 傍聴  

■9月23日
 地元小学校 運動会

 上田市議会は、11月に、以下の日程で議会報告会を開催します。
(県内の近隣市では、東御市、小諸市が実施しています)
この議会報告会は議会改革の一環として提案された事項です。 9月定例会報告など市政情報を市民の方々に積極的に提供し、市民の皆様ちの意見交換を行うものです。
 開催単位は、市内9か所の地域単位での実施となり、上田市議会議員全体を3班(約10人づつ)に分け、準備から企画、運営まですべて議員の手で行います。
 議会報告会

私は2班に入っております。

お近くの地域にどうぞ、お出かけください。

こころの健康セミナー『こころのものさし』
うつ病とこころのケアが開催されます。

日時10月2日(日)13:30~15:30

講師 NPO法人 きぼうのにじ理事長 中村博保氏

場所 上田市敬老園本部5階

主催 上田市うつを考える会実行委員会
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リンク NPO法人きぼうのにじ

 先日、新聞記事に安藤哲也氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン代表)のインタビュー記事を読みました。
 男の育児への参加は、今や常識になりつつあります。積極的に子育てにかかわるお父さんが増えています。ただ「しなければならない」という義務感や父親として他からの「評価」を気にすることで、悩んでいる人が多い・・。
 安藤氏はお父さんが仕事が忙しいので土日で父親としての役割を取り戻そうとするよりも、毎日10分でも良いから自分にできる育児を見つけることが大切である・・
 子どもを『育てる』ことは子どもと『向き合う』こと。

 子育てに熱心なお父さんは増えているが、多くの人はシャイだ。自家完結してしまい、他の家族とのコミュニケーションがとりにくい。しかし近所に同い年の子どもがいると家族がつながる。お互い支えあっていける。

 子どもを育てることは親としても成長していくことである。

 同じことは政治にも言えるのではないか・・これは理想かもしれません。
インドのマハトマ・ガンジーの非暴力運動には、賛否そして成功・失敗と様々な論評がありました。
しかし、いかがでしょう・・マハトマ・ガンジーが自ら命を懸けて行ってきた行動、言動は、世界中の多くの人々の心を揺さぶったこと。M・ルーサーキング牧師のように自ら行動した人が世界中に出現したこと。

 偉大な人は多くの人とそして、意見を異にする人とも『向き合える』ことではないでしょうか!

 イクメン世代の一人として、子育て政策にも、子どもの教育にも積極的に『素直な心で向き合う』ことが大切である・・改めて決意をしました。

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