『地域に貢献する地球市民』の気概を持って

#チャレンジ2030 近い未来へバトンを!安心・安全・ワクワク

2011年07月

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  iPad2がようやく家に届きました。
 市民相談や党活動に活用していきたい。
 自ら支出する月額約5000円という金額は大きな出費ですが、その場で、相談者にホームページやデータを見せることができる、文字が拡大できる、スマートフォンと違い、画面がそこそこ大きいツール(道具)です。
 今回、党の多くの議員の皆様がiPad2を導入しました。
 実は来月早々に、党東信地域の市町村議員の有志が集まってホームページ作成講習会を開催することになりました。私が講師を行います。ホームページは党が提供してくれるCMS作成ツール(比較的簡易に作成・更新ができるホームページのスタイル)を使って各自が作成していきます。
 また希望者にはツイッターやブログ、iPad2操作講習会も行う予定です。
 今回は6名~7名の先輩議員が受講します。最年長は68歳の女性議員です。
 議員の中には『自分(=議員自身)はインターネットはやらない、できない、難しい』と思う方もいるかもしれませんが、有権者・支持者は20代~70代・80代それ以上の方がいます。幅広い世代の皆様から選ばれて議員をさせていただいている以上、できる限り
 自らの活動は情報公開・情報発信すべきではないか
 自分の議会だより・活動ニュースを作り、印刷して個別に配布をしていくことは当に政治活動の基本といえます。もっとも大切な活動の1つです。
 そして、政党所属の議員として重要な活動は、街頭演説です。
 さらに、10代~20代そしてインターネットで情報検索を行うすべての世代のためにホームページやブログ、ツイッター、facebookといった情報ツールを活用する。
 先輩議員にいつも話すことがあります『支持者や支援者でインターネットをやる方々は自分が一票を投じた、熱心に支持した議員のホームページが見たいと思い、一度はヤフーやグーグルで○○さん(=先輩議員)の名前を入力し検索しているはずです
 パソコンは難しくても、携帯からメールを送ることはできる方々も多いはずです。設定さえすれば、携帯メールからでもネットを通じて活動報告ができます。
 私は自らの議員活動について、できる限り情報公開・情報発信することは『議員である限りすべきこと・活動の一部である』と思っています。
 どうか先輩の地方議員の皆様にも挑戦していただきたい!!
 たとえ、閲覧する方が1人であろうと、様々な反応が返ってこようとも・・情報を発信することが議員の努めではありませんか?(といってもインターネットをやらない先輩議員の皆様はこの記事の存在を知らないと思うので、お会いするたびにアナウンスしま~す)

 長野県は2012年に技能オリンピック・アビリンピックを開催します。昨年秋から「ワザキャン」と題して技能五輪キャンペーンを行っています。
 派遣という雇用形態、そして高校新卒者の離職率を課題に、手に職をつけること、技術者として専門技術を身に着けることの重要性をいままで感じてきました。
 先日、上小高等職業訓練校の溶接科では、メーカー等の技術者を講師に迎え技能オリンピックに向けた講習会が開催され、その様子を見学させていただきました。当日は、地元の県議をはじめ県担当課長や市関係者、業界団体の方々が勢ぞろいしました。
 今年度より生徒募集を停止した、上小高等職業訓練校。このままでは廃校となります。また、業界団体は、この溶接科施設を利用して、検定や講習会を開催してきましたが、施設自体もどうなるかわからない危機状態です。 
 職業訓練校は法律に基づいて県が所管している法人であり、建物は県が所有しています。(厚生労働省からの補助金あり)
 しかし、県において技能者を育成すべき立場であることと、技術者を養成する施設の存続とは別の問題のようで、2012年を前に上田小県のものづくりも岐路に立たされています。
 講習会場(溶接科施設)は、そのような事態とは無関係に、一流の技術を習得しようとする若者たちの真剣なまなざしを感じる「神聖」な空間でした。
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 技術者を育成することは、市や県、国にとって重要な政策であること。
 一度なくなってしまえば再生は難しいこと。
 法律や規範の範囲内で柔軟な対応と可能性をさぐること。

以上が重要な観点であると思ってます。
 
技術・技能を継承できないことは、益々高齢化する社会にあって、その職業の存続自体の問題にもなります。


 

 映画「生まれる」が当初7月1日から16日までの上映だったのが、25日まで延長されました。
生まれるは4組の夫婦の出産にまつわるドキュメント映画です。これから出産をする夫婦、障がいをもつことを理解して出産した夫婦、赤ちゃんを亡くしてしまった夫婦、子どもができなかった夫婦。
「赤ちゃんが大人を選んで生まれてくる」・・映画のテーマになっているようです。科学的か神秘的かという話よりも出産という人生の大きな出来事を通じて、それぞれの大人が、そして夫婦の互いの心に「生まれる・生まれた」ものが、出演者の言葉を通じて感じられました。
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写真:豪田トモ監督
 

 長野県農政部では、県内10か所の小学校で「花とふれあうフラワーアレンジメント教室」を開催しています。長野県は、全国屈指の夏秋期の切り花生産地であり、小学生を対象に花への興味と理解を深める機会としてこのような教室を授業時間(公募で学校が抽出される)に開催しています。
 本日は、地元の小学校で開催されたので見学に伺いました。
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 地方事務所の方のお話のあと、JA信州うえだの担当者より上田地域の花栽培について説明がありました。上田市は標高400m~1300m(菅平高原)の場所でトルコキキョウ(市内泉田地区)、スターチス(市内塩田地区)、スプレーカーネーション(市内真田地区)が栽培され年間650万本出荷している。
 今日の授業では、この3種類の地元産の花を使い、アレンジメントを行いました。
 講師は、地元の花屋さん3名のイケメン、フローリストです。
 講師の桜井さん(かつてTVチャンピオンで優勝した方)は「花屋さんのイメージは女性が経営していると思われがちですが、フローリストの大会では8~9割は男性です」という説明に私も驚きました。
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 さて、各生徒の前には、スポンジ(オアシス)の入ったかご、そして白のトルコキキョウ、紫のスターチス、ピンクのスプレーカーネーションの花があります。

 講師の先生の説明に、最初は戸惑いながら葉っぱや花を挿していく子どもたち、誰もが真剣です。
そして、先生が教えてくれた基本を踏まえ、それぞれの生徒が自分だけのオリジナルアレンジメントに仕上げていきます。
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 先日、産業活性化・雇用促進特別委員会の行政視察で諏訪市に伺いました。上田市から諏訪市までは1時間ちょっとの場所ですが、諏訪市は精密機器を主力産業としてきた観光と工業のまちです。
 同市では、平成15年より「地域密着型ものづくり講座」として小中学校での「ものづくり教育」がはじまり平成20年には内閣府より教育特区として授業に「相手意識に立つものづくり科(年間事業時間、小中とも25時間(生活、図画工作、総合的な学習の時間を活用し合科できる時間もあり)」を市内全小中学校で導入、平成21年度からは文部科学省教育課程特例指定研究の対象となり、現在も取り組みが行われています。そして地元の企業、まち工場の技術者が講師となって、ものづくりの授業を行っています。
 相手意識に立つ・・とは、諏訪地域のものづくりの伝統である「常に使い手(ユーザー)の立場にたったものづくりを大切にしていきたいとの思いを伝える内容となっています。
 
 例えば
 小学3年生テーマ
 ・自分や家族が使う世界に1つだけの自作の刻印をつくろう
 ・切り出しナイフなどの使い方になれ、家族のお箸をつくろう
 小学5年生テーマ
 ・見る人をひきつける「諏訪市よいてこ祭り」の行灯をつくろう
 ・糸鋸や電気ドリルなどを使って、間伐材や板材で家族の写真立てやパズル、おもちゃなどを作ってプレゼントしたり、販売したりしよう 
 中学3年生テーマ
 ・使う人や置く場所、使用目的などを考慮して針金や布、和紙などでインテリアとしても美しく楽しいランプとシェードをつくろう
 
  各学年のテーマには、必ず作る相手と目的が明確です。

 そして、これは諏訪市でも聞きましたし、上田市内の工場の社長(職業訓練校の先生でもある)からも聞いた話です。
 ものづくりは、あいさつ、そうじからはじまり、その中で技能・技術を習得していく。あいさつは現場の共同作業での声掛けや指さし確認になり、そうじは労働安全衛生に通じていきます。
 
 さて、話を戻します。
 今回は長野県農政部のモデル事業として行ったフラワーアレンジメント教室ですが、地元産の花を使う地産地消を知ってもらう良い機会でした。
 また、講師の先生は生徒に「花屋は、お客さんが自分の作ったアレンジメントに感動してくれたりすることでまたがんばろうという気持ちになる」と話をしていました。

 産業活性化・雇用促進特別委員会では、小規模企業への支援とともに、安定雇用に向け技術を身につける技能習得も調査研究のテーマの1つになっています。県内でも有効求人倍率が低い地域である上、高卒者の離職率も高い現状で、小中学校から、ものづくりの楽しさを伝えていくことが必要であると言われています。
 しかし、教育の目的の1つは、ものづくりや通常教科の学習を通じて『自分だけではなく、相手が喜ぶ・楽しくなる』ことを学び、実践できることであり、そのことが、社会では非常に役立つのではないでしょうか・・職人・技術者、生産者ばかりではなく、営業の仕事も、経理の仕事もそうです、私はそう思います。
 
 かつて、学生時代教育実習で4週間、東京のある小学校に伺いました。いつもは賑やかを通り越してうるさいクラスの子どもたちが、図画工作で絵を描く時間だけ、教室は静寂になります。
 何かをつくることから学ぶことも多いはず。

 今日、夕方、車で小学校の近くを通りました、通学路で、今日の授業で作った花かごを持った、子どもたちが帰宅するところを見ました。子どもたちが作ったフラワーアレンジメントがそれぞれの家庭で、今晩の食卓に飾られていることを想像しました。
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 国への3つの意見書が全会一致で採択されました。
「福島第一原子力発電所の事故対策及び原子力の安全強化並びに自然エネルギーの研究開発・普及に関する意見書」
「公立学校施設における防災機能の整備の推進を求める意見書」
「東日本大震災の復興支援となる法の整備と財政支援を求める意見書」


 このうち、公立学校施設における防災機能の整備と推進について
 学校体育館が、学校や地域のスポーツ施設やイベントで使用するだけ建物ではなく、避難所として、防災拠点としての機能強化が今後、益々求められます。また、避難所としての機能(女性、障害のある方への対応)、避難所と学校運営の両立等、今後、学校施設の在り方を見直すために予算措置等、国は講ずるべきであります。

 ところで、先日、市内2つの学校の屋内運動場などを視察いたしました。

1.武石小学校 屋内運動場竣工式
体育館ステージ反対側に、防災備蓄倉庫を設置
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2.塩田中学校(建設中、今月末引き渡し)
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 中学校にはマンホールトイレがあります。災害により水洗トイレが使えない場合、そのまま汲み取りトイレ12器が設置できる汚水槽です。白いコンクリートがそうです。
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このように、新設された学校施設では、準備されてきています(しかし、まだまだ防災機能施設とすれば十分ではありません)

学校施設の耐震化(上田市内の小中学校は約70%耐震化)を進めていく上で、防災拠点としての機能強化、そして学校の窓ガラスの飛散防止等フィルムを張ることや、棚や備品などの固定化に取り組む必要があります。

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