『地域に貢献する地球市民』の気概を持って

#チャレンジ2030 近い未来へバトンを!安心・安全・ワクワク

2010年08月

産業活性化雇用促進特別委員会が行われました。
協議会では今回、信用金庫幹部から地域の中小企業景気動向について話しを伺いました。
上田市は製造、建設業の比率が高い。
また、大きな工場が次から次へ製造拠点を他の場所に移転していく傾向がある。
製造業はエコポイント家電、自動車の販売が好調だったことを受け、半導体、燃料電池、太陽光関連が持ち直した。しかしエコポイントは期限付きであること。そして想定を超える円高。
建設業でも民間建築を地元業者が受注できない。見積で太刀打ちできない。受注ができない状況が経審(経営審査事項・・会社の売り上げ規模、従業員技術者数でランク付けし、ランクに基づく指名や入札参加条件に使われる)を益々下げている。
業種別アンケートから、製造業・建設業の当面の重点施策で経費削減と回答した経営者が大半を占めていましたが、私からこんな質問をしてみました
「受注が厳しい上、もう従業員もかなりリストラしている現状で、あと何を経費削減するのでしょうか」
「選択肢がない状態での回答であり、年収500万円以下まで社長の給与を減らすことを勧めている」
地元小さな自営業者は、以下の理由で廃業していく。
①後継者がいない・・跡を継ぐ子どもはいても、技術の習得にかなりの時間がかかる。
②不安定な景気に設備投資ができない
③先行きが不安定
小売り業は、地域外資本のチェーン店が次々進出。

上田市がどんな産業を主軸としてまち作りをしていくが不透明さがあることは現実です。
ショッキングな事例は、市内の工場がお隣の東御市の工業団地に移転していくことが増えている点です。
観光産業、工場誘致、新産業の支援様々言われてきましたが、しっかりとしたまち作りをしていかなければ、景気そして今だ低い求人倍率では、市民は安心して上田市で暮らすことはできません。

特別委員会・・非常に課題が大きい。

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8月17日、公明党上田市議団は上田市長に「豪雨災害 緊急要望書」を提出いたしました。

以下、要望書


                                      平成22年8月17日

上田市長 母袋 創一 様

                                      公明党上田市議団 
                                      代表 堀 善三郎

 
 7月26日に発生した雹害による農作物の被害、また8月2日夜に発生したゲリラ豪雨による床上浸水、床下浸水、土砂災害による甚大な被害がでております。
 市当局におかれましては、職員を災害現場に派遣するなど、迅速に対応されましたことに対して、心から感謝申し上げます。
 災害に遭われた農家に対する支援、また水害に遭われた市民や関係者からは、住居の修繕、道路・河川等の復旧工事、また中小零細の商工業者に対する支援など早急にお願いしたい旨の要望が数多く寄せられおります。
 国、県と連携を図り、市当局の迅速かつ早期の対応を要望いたします。

                                                以上




 気候変動が起こり、突発的な雷、嵐、豪雨は、わずか30分に過ぎない時間で、土砂災害、河川の氾濫を起こしました。
 7月24日は上田城などで倒木、7月26日は東塩田地域で雹害、突風による家屋被害、8月2日は床上浸水84世帯、床下浸水192世帯、土砂災害、農作物被害、河川、道路の崩壊等被害が甚大でした。

 早期の災害復旧はもとより、亜熱帯のような気候が毎年続くようでは、今後の河川氾濫の確率や、河川に関する災害対策の見直しをしていくことが必要ではないでしょうか。

 災害に強いまちは、防災に力を注ぐまちです。

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8月15日終戦記念日アピールとして上田市内10カ所で街頭演説を行いました。

以下、公明党のアピール抜粋
日本国民・大多数のアジア・太平洋諸国の皆様の命を奪った大戦。
戦後65年、戦争犠牲者の方々に祈りを捧げ、「不戦」「平和」を誓い合う日8月15日。
国際社会は、昨年のオバマアメリカ大統領の「核のない世界」プラハ宣言から、核廃絶へ向けて新しい風が吹き始めています。8月6日の広島平和記念式典にはアメリカ駐日大使が初めて出席、国連事務総長、核保有国のイギリス、フランスの代表も出席しました。
核廃絶の気運が高まる中で、唯一の被爆国日本は強いリーダーシップを発揮し「核廃絶」へ向けた行動を起こすべき時に来ています。
行動する平和主義に徹する公明党は、5つの提案を原爆の日の広島で発表しました。
1.11月訪問予定のオバマ大統領の広島、長崎、沖縄訪問の実現。
2.非核3原則の堅持と政府の核兵器非保有の宣言
3.被爆70年となる2015年に広島、長崎で「核廃絶サミット」の開催
4.北東アジア非核地帯実現へ6カ国協議参加国による「核不使用宣言地域」設置へ向けた協議の開始
5.核兵器禁止条約実現へ向け、各国指導者と民間人代表の協働体制をつくるための日本のイニシアチブによる国際会議開催と核兵器の威嚇・使用について戦争犯罪にするための国際刑事裁判所規定の改正

何をなすか、どう行動するか・・世界からテロ、貧困、飢餓、紛争、感染症等構造的暴力から解放される「人間の安全保障」を確立するために人々の心の中に他者の存在、他者の痛みを感じ取る心を育むことが重要。
不信を信頼に、反目を理解に変える「対話」「文化交流」「青年交流」の拡大に力をそそぐことを訴えています。

「善きことは、カタツムリの速度で動く」「世界に変革を求めるなら、自分自身を変えることだ」ガンジーの信念は正に真実の言葉であり、行動であると実感します。
また、現代は生活や人の心をおもいはかることも、仮想(バーチャル)化しつつあるように思います。
ある年輩の婦人Aさんからこんな話を聞きました。
若い婦人Bさんと共通の友人Cさんについて、
Aさんは「今日Cさんに会ったら顔色が悪かったとても具合が悪そうだったわ」
Bさん「そうですか?でもメールでは元気そうでしたよ」

平和は常に身近な生活にあると私は思います。
また狂気も身近にあり、双方とも普段はなかなか実感できません。

市議として議員活動をさせて頂くことでより現実的な事実を突きつけられることが多々あります。
「ガンジーを目指して」目標は高いほどよいとは思いますが、日々自分と戦っていくことが遠いようで実は一番堅実な道であると信じて活動をしていきたい。

8月15日の街頭演説には、愛知県豊橋市より伊藤秀昭市議会議員が駆けつけて、わざわざ応援演説をして頂きました。議員生活24年・・ひたすら走り続けてきた大先輩です。
伊藤秀昭ホームページ
写真:左のマイクを持っている方・・伊藤議員

おまけ
新調した公明チーム3000ポロシャツ
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