10月26日、28日は上田地域広域連合議会(上田市、東御市、長和町、青木村、坂城町)が行われます。
10月と2月に議会が行われます。
 広域連合の最大の課題は上田市、東御市、長和町、青木村のごみ焼却を行うクリンセンター(現在、上田市2か所、東御市1か所の3施設)の老朽化に伴い、複数ある施設を1か所に統合して新たに建設する「資源循環型施設」です。

 10月26日議会初日、母袋連合長(上田市長)の挨拶で気になった言葉を、以下に挙げてみます。

〇資源循環型施設建設
 ・6月23日、地元の資源循環型施設建設対策連絡会(諏訪部自治会、下沖振興組合を除く)と上田市、広域連合職員との懇談会が行われた。(・・これは、H26.08.28、H28.02.17に2回公開で行われた意見交換に続く出来事ですが、非公開だったため、今議会初めて議員が知った事実です)
 ・建設を担当する広域連合事務局ごみ処理広域化推進室と地元調整を担当する上田市資源循環型施設建設関連事業課を、組織はそのままに一元化する(・・同じ場所で、広域連合と上田市のそれぞれの担当部門が仕事をするが、具体的にいつ、どこで行うのか明確に示されなかった)
・清浄園廃止(清浄園=し尿処理施設に資源循環型施設を建設する)に向け、東御市はH29年度から川西保健衛生施設組合衛生センターに処理を移行。長和町と青木村は平成30年度に長和町汚泥再生センターに移行。(・・上田市の処理については、下水道処理施設に投入口を設け処理することは決定しているが、同じ地域に’迷惑施設’が複数あるため清浄園隣接の下水道処理施設には設置しない、別の場所を検討しているが、具体的な場所が決まっていない)

〇清浄園
東京電力第一福島原子力発電所の事故後、放射性セシウムが検出されたことから配布を中止していた肥料「サラ・さらさ」は、事故後最大665ベクレル/kgあった放射性セシウム物質濃度も現在では、30ベクレル/kg前後まで減少し、国が示した肥料原料としての基準値(200ベクレル/kg以下)を大きく下回っていることから配布を再開した。

〇地域医療支援事業
 信州上田医療センターの支援 
  引き継いだ継続支援開始平成25年4月と平成28年4月を比較した場合、医師10名増、一日当たりの外来患者数74名増、559人。4月から国指定「地域がん診療病院」となる。

〇広域消防
 平成28年度4月~9月末現在の火災件数63件(前年同時期+2件)
12月22日総務省消防庁と住宅防火災推進シンポジウムをサントミューゼで開催。
今年度、指導救命士1名養成。