先日、長和町立和田中学校に伺いました。この中学校(現在の生徒37名)は、平成29年度より依田窪南部中学校(上田市・長和町組合立)に統合されます。惜しいことに昭和22年からの創立60周年の目前でもあります。
 さて、和田中学校は、平成23年に文部科学省のコミュニティスクールに指定されています。中学校では、地域との関わりをつくるこの制度の中で、様々な取り組みをしていますが、中でも「アントレプレナーシップ(起業家精神涵養)学習計画」は特徴的です。今年度は町役場のまちづくり課職員が講演し、各グループが将来のわが町のまちづくりを研究企画、プレゼンテーションする。計13回の授業です。
 公職選挙法が変わり、平成28年夏に予定される参議院議員選挙より、18歳以上が選挙権を行使できるようになりました。多くの地方議員が選挙権に関わる主権者教育について一般質問をしています。
 しかし、主権者教育とは、単に参政権に関する啓発を意味するものではありません。
将来のわが市町村のまちづくりにどう関わるかを意識することであり、そこには
①働くこと
②地域に関わること(関心をもつこと)
③ボランティア(多様な価値観をしること)
④納税すること
⑤選挙にいくこと
などが上げられ、権利と義務をしることだと思います。

 さて、小学校では長野県庁に社会科見学に行きます。
小中学校を通じて、どの学校も市役所や市議会に見学に見えないのはなぜ?なのでしょう!
 身近なまちづくりの拠点であり、身近な政治が行われている場所なのですが。