2月18日、20日は、上田地域広域連合議会が開かれます。
上田地域広域連合は、上田市、東御市、長和町、青木村、坂城町で構成されています。
また、議会は、構成市町村議会から上田市 13人、 東御市 4人、 青木村 2人、 長和町 2人、 坂城町 2人の議員が上田地域広域連合議員となっています。

 議会初日には、一般質問が行われます。
1人、質問と連合側の答弁を入れて30分間で、一定例会4人までの質問者が登壇できますが、人数は構成市町村ごとに割り振られています。上田市は毎回2名まで、会派順となっています。
 今議会は、私も質問者の1人となります。質問内容は、下記に示した上田地域広域連合規約第4条の広域連合の処理する事務についてから行うことと決めれらています。
 広域連合は、消防や介護保険認定など19項目について構成市町村が共同で行う事務を共同で行う組織ですが、それとは別に平成24年度から、中心市である上田市と近隣市町村とが個々に協定を締結して共通の事務事業を行う上田地域定住自立圏(上田市と東御市、長和町、青木村、坂城町の加え、立科町、県を超えて群馬県嬬恋村)があります。
 
 今回の質問は大きく分けて2つあります。
・消防事務から、通称「こども安心カード」について
 *「こども安心カード・・保育園、幼稚園をはじめ小中学校において、幼児・児童・生徒の病気やけが、アレルギーなどの発症や事故の発生による緊急時の救急車等による搬送の際に、園、学校と消防署とが連携し、救急隊に対して速やかに、適切な引き渡しや対応を行うため、園・学校より救急隊に提示するカードですが、多くの小中学校では、毎年更新している「保健調査票」を保護者から提出してもらっています。
・広域行政の推進から、
 広域連合19の事務は、5年度ごとの広域計画に基づいて実施・検討されています。
上田地域広域連合広域計画は平成25年度から平成29年度までの5年間です。
 常々指摘される、広域連合の事務のあり方、計画の検証について質問をしていきます。
以下、
上田地域広域連合規約第4条・・19の事務
(1) 上田地域の広域行政の推進に関する事務
(2) 広域的な幹線道路網構想・計画の策定及び同構想・計画に基づく事業の実施に必要な連絡調整に関する事務
(3) 関係市町村の土地利用計画の調整に関する事務
(4) 広域的な観光振興に関する事務
(5) 次に掲げる事項についての調査研究に関する事務
ア 広域的な保健福祉の推進に関すること。
イ 広域的なごみ処理の推進に関すること。
ウ その他広域にわたる重要な課題で第11条に規定する広域連合長が別に定める事項に関すること。
(6) 消防に関する事務(消防団及び水利施設に関する事務を除く。)
(7) 上田創造館の設置、管理及び運営に関する事務
(8) 図書館情報ネットワークの整備及び運営に関する事務
(9) 地域情報化に関する事務
(10) ふるさと基金事業に関する事務
(11) 介護保険法(平成9年法律第123号)に規定する介護認定調査並びに介護認定審査会の設置及び運営に関する事務
(12) 介護相談員の設置及び運営に関する事務
(13) 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)に規定する市町村審査会(以下「障害者介護給付費等審査会」という。)の設置及び運営に関する事務
(14) 病院群輪番制病院に係る補助事業に関する事務
(15) し尿処理施設の設置、管理及び運営に関する事務
(16) ごみ処理広域化計画に基づく事業の実施に関する事務
(17) ごみ焼却施設の設置、管理及び運営に関する事務
(18) 斎場の設置、管理及び運営に関する事務
(19) 知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例(平成11年長野県条例第46号)により、広域連合が処理することとされた次に掲げる事務
ア 火薬類の譲渡又は消費等の許可等に関する事務
イ 液化石油ガス設備工事の届出の受理に関する事務

リンク 上田地域広域連合規約