ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんのお父さんジアウディン・ユスフザイのスピーチを聴きました。
 TED.COMからスピーチを見ることができます。
 NHK Eテレでは、1月14日夜10:00~スーパープレゼンテーションで放送。
 『人権』と『自由』を勝ち取るため、お父さんの思いがマララさんに受け継がれていったことがわかります。
更にマララさんが銃弾に倒れ、生と死をさまよっているとき、お父さんが「自分の責任だろうか」と妻(マララさんのお母さん)につぶやきます。それに対する、妻の言葉が心を打たれます。
 マララさんは、お父さんだけではなく、お母さんの心強さも受け継いでいます。
お父さんは、マララさんはごく普通の子どもであることもエピソードを通して語ります。
 そして、最後に「娘の強さの秘訣は」
「それは私がマララの『』を切り取らなかったことです。ただそれだけです」と結んでいます。

 年末から新年にかけてNHKのドキュメント番組は、子どもをテーマにしたものが多かったように思いました。
12月9日 クローズアップ現代「子どもの性同一性障害~揺れる教育現場~」
12月22日 NHKスペシャル 「調査報告 "消えた"子どもたち~届かなかった「助けて」の声~」
12月28日 NHKスペシャル 「子どもの未来を救え~貧困の連鎖を断ち切るために~」
1月3日 Eテレ 映画「世界の果ての通学路」

 
ナイジェリアでは、10歳の少女が爆弾を巻きつけられて、強制的に自爆テロを強いらています。
日本でも、SOSを聞くことができない、見過ごされてしまったこどもたちがいます。
また、学びたい思いに突き動かされ、命がけで学校への道を歩くこどもたちがいます。

 教育を語る大人や政治家は大勢います。
しかし、どんなに立派なことを語っても、私たちがどんな生き方をしているか
 これから10年、20年先に残してあげられるのは、大人が真摯に生きることだと、私は改めて、深く決意をしています。
子どもたちが、を広げることができるように。