11月16日は国連の国際寛容デーです。
以下は、本年のこの日に寄せた潘基文事務総長のメッセージの抜粋です。

寛容は受動的なものではありません。特に意見の違いがある場合には、相互の理解と尊重に基づき手を差し伸べるという能動的な選択が必要です。寛容とは、私たちの多様性が強みであり、すべての社会にとって創造性と再生の源泉であるという認識に他なりません。

 寛容を学ぶことは可能であると同時に、義務でもあります。私たちは少年少女に、いかに共生すべきかだけでなく、グローバル市民としていかに手を携えるべきかを教える必要があります。議会から遊び場に至るまで、文化的な理解と尊重を推進することにより、寛容を育むことも必要です。格差の広がりに対処し、ジェンダーや障がい、性的嗜好、民族的または宗教的背景に基づく社会的疎外を排除する必要もあります。

 月に一度、お邪魔させて頂く、ボランティアがあります。
その会のリーダーの方の姿に尊敬し、学びます。
 相談する方の話を聞く力・・
・否定しない
・経験に裏付けられたケースごとの適切なアドバイス
・話がしやすい雰囲気
・締めくくりは、いつでも力になりますよ

 議員をさせて頂き、様々な市民相談を受けます。
相談内容によっては、聞くことが大変(自身に心理的な影響を及ぼす)内容もあります。

 寛容は自分自身が体験や経験を通じて、鍛え上げなければならない一面があります。

「人間であれ、文明であれ、絶えず自身の殻を打ち破り、開かれた心で他者と対話し、学び合う。この積極的な『寛容の精神』の躍動のなかに真の共生があり、平和があります」


 対話が自らを鍛えさせる。聞く力をもっと身に着けたいと思いました。