先日、BCリーグ(北信越プロ野球リーグ)信濃グランセローズの岡本監督、
グラセローズを運営する株式会社長野県民球団の代表取締役三沢今朝冶氏の講演を聞きました。
大変、勉強になりました。
平成18年に設立した信濃グランセローズには、長野県81全市町村の首長を後援会長とする後援会組織があり、当初、選手も長野県出身者や長野県の学校を出た選手が半数以上を占めていた。
球団の掲げる方針
優勝、育成、地域貢献
は現在もしっかり実践されています。
岡本監督は、育成しながら(BCリーグは日本プロ野球12球団に選出を輩出するための人材育成の場でもある)勝つことの難しさを語る反面、勝利そして人材育成するためのチーム作りに確信をもっていました。
勝利の価値観を共有する、チームの勝利に向かって自分の力を発揮する。
主体性をもつ。
選手の環境を整える(人間関係)
監督、コーチの仕事は野球の技術を教えることではない、結果を出すこと。
そしてミスをした選手を責めるのではなく、監督、コーチがミスを受け入れること。
岡本監督は球団社長三沢氏との思い出も語っていました。
三沢氏は、かつて日本ハムファイターズのフロントを長く経験、現役時代から日ハム一筋であり、選手の発掘、育成は現在の強い日本ハム(今年は弱い)を作った礎であることは、私もかつて聞いたことがありました。
三沢氏が日本ハムの取締役になった時から改革が始まった。
まずは、現状を改革するための仲間を集め、勉強させ、価値観=プラン、ビジョンを教えた。
チームの力で成績を残すことが自身を高めること。
これはプロの世界=企業も政治家も同じではないでしょうか。
個人の技術や成績を高める目的は何か?
これから先の地域、国に対するビジョン=多くの皆さんと共に歩んでいるのか?
触発されるとともに、監督と社長の息が合っていました。
これからの信濃グランセローズに期待し、応援をしていきます。