「定年後、田舎へ帰れば青年部
ある会合で紹介されたサラリーマン川柳には苦笑してしまいましたが、
そのあと、参加者に「私は今48歳になるんですが、党では青年部なんですよ」と話したところ随分驚かれました。
 驚かれた理由が「48歳であること」なのか
48歳でも青年部」なのかはわかりませんが、政治の世界では30代、40代はまだまだ若い。特に市町村議員ではそのようです。
 さて、地方にあって若者政策は手薄であり、20代~40代の男性が市政参画の機会さえも非常に少ない現状にあります。
 女性政策については、全国3000人の国・地方議員のうち3分の1を占める公明党女性議員の活躍のおかげで多くの実績(課題はまだある)を国でも地方でもあげています。
 女性政策は女性特有の病から、仕事、家庭、教育、福祉分野等多岐に広がります。
しかし、ここであえて言わせて頂きたい、女性政策の中には、20代~40代の男性の役割が課題であり、
女性・男性それぞれから発信するというよりも
青年世代(青年世代・・ここでは、若者から子育てをしている世代をあえて言わせて頂く)として捉える課題が山積しています。

 現在、党の県青年局では、青年政策をとりまとめています。
 私からは、
1.『働く』こと
2. 世代間が『共に学び、共に育み、共に支え合う』こと
の2つテーマについて24項目の提言と以下の文書を添え提出させて頂きました。

『地方政策において、地域ごとの課題が横軸とすると
世代間の課題は縦軸になります。
地域の課題は主に市町村自治体の課題でもありますが、世代と世代の間を結ぶ課題については特に国・県単位の施策が必要です。
 また、20代~40代に至る世代は、この世代以前(若者雇用や、非婚、少子化、子育て、教育に関わる)、以後(社会保障、家族、地域コミュニティ、シニア世代の雇用、高齢者、介護)の世代間を結ぶ重要な鍵となる世代です。
但し、世代間を結ぶこの青年世代は、県の政策や市町村の政策に県民や市町村民として参画できる機会(市町村議会議員、審議会の委員等)が少ないのも事実です。
今後、少子高齢化の波は、雇用、社会保障の分野で、世代間格差や対立を生む恐れもありますが、青年世代が世代間を結ぶ役割を果たすことも期待されます。
世代間を結ぶ青年世代に対する政策を充実することは、地方の将来計画には欠かせない要素です。
以下は、青年世代(10代後半若者~40代の子育て世代まで)から伺った課題等を含め、政策提言するものです』

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写真は、左:平木だいさく氏(参院比例区)と右:矢倉かつお氏(参院埼玉選挙区)予定者・・ともに38歳。