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 12月20日、公明党上田市議団は平成25年度予算要望書を母袋創一上田市長に手渡しました。
 命を守る共助社会の構築のために、
特に重要性の高い施策17項目を重点要望項目とし、
合計205項目に関して、上田市及び市教育委員会の各部局ごとに要望項目を挙げました。
 それぞれの項目は、各議員が「現場第一主義」に徹した結果、市民の皆様から寄せられた貴重なご意見・ご要望を基に取りまとめ、新年度予算編成に臨む市長はじめ各部局の積極的な対応を強く要望する項目です。
 
 「平成25年度予算要望書」の主な着眼点は以下のとおり。

1. 東日本大震災をふまえ、防災・減災ニューデールを具体化し災害に強い、まちづくりの対策を講じることについて。
2. 「発達障がい」「うつ」「認知症」等への対策を強化するとともに、安心な医療体制の構築と介護サービスの充実について。
3. 今後、懸念される地域経済の課題への対応と雇用の促進について。
4. 早い段階での対応が必要な「交流文化施設の運営」「資源循環型市施設」「新エネルギー」について。
5. 子どもの幸福を実現するための安心で質の高い教育環境について。

 重点要望項目
①防災・減災ニューディール予算の増額
(1)学校、公共施設の耐震化及び地震対策、災害に備えるためのため池、河川、用排水路、橋梁、道路等の補修、長寿命化など維持管理の充実を図ること。
(2)災害に強いライフラインの構築推進を図ること。
(3)ゲリラ豪雨等に備えるため中小河川の改修・整備を促進すること。
②公共施設白書の早期策定
③防災対策

(1)地震等災害時のBCP(業務継続計画)の早期策定を行うこと。
(2)危機管理の体制充実を図り、総合防災センター機能の強化を図ること。
(3)防災会議の充実を図り、更に防災対策に女性の視点を取り入れること。
④小中学校でのキャリア教育(仕事体験、職場見学)の更なる充実を図ると共に障害をもつ子どもたちの職場体験活動の支援を行うこと。
⑤小中学校における、いじめ防止策を積極的に取り組むこと。
⑥安全な通学路を整備すると共に庁内関係部門が連携し強力に推進すること。
⑦上田市立産婦人科病院と信州上田医療センターが密接に連携し、安心で安全な周産期医療体制の充実を図ること。
⑧セーフティネットの拡充

(1)児童虐待防止のためにあらゆる取り組みを図る。
(2)生活保護受給者の自立支援を推進する。
⑨発達障がいの支援拡充
(1)5歳児検診を実施し、発達障がいなどの早期発見と支援体制の充実に努めること。
(2)発達相談センターの中で、療育センターの機能やペアレントトレーニングなどの支援事業を拡大し充実させること。
(3)乳幼児から成人に至るまで発達障がい児(者)支援ノートの発行、作成の推進。
(4)学校及び地域、公民館活動等における発達障がいの理解を深めるための啓発活動の拡充を図ること。
⑩「うつ病」を早期発見するため定期健診に「こころの健康診断」や「こころの体温計」を導入すること。
⑪認知症予防の取り組みと地域で支える介護サービスの充実。
⑫金融円滑化法の終了に伴い、懸念される地域経済の課題解決・雇用対策の推進。
⑬有害鳥獣対策の更なる推進を図ること。
⑭交通不便地域の「住民の足」確保を図ること。公共交通の再構築を図ること。
⑮省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの拡大を図ること。
⑯生ごみ処理基本計画を策定し、本格的なごみ減量に努めること。
⑰交流・文化施設運営管理への取り組み。

(1)運営体制の早期整備。
(2)運営経費(ランニングコスト)の更なる軽減を推進すること。
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