先週8月6日(月)~7日(火)にかけて議会広報特別委員会の行政視察に行ってきました。
視察先は
埼玉県鶴ヶ島市・・議会報告会と議会インターネット中継について
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議会事務局が操作するテレビモニター(鶴ヶ島 議場)
福島県会津若松市・・市民との意見交換会(議会基本条例に基づく)について
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(昭和10年代からの会津若松 議場)
です。

鶴ヶ島市では、議会インターネット中継をすでに実施していますが、年間に運営予算が約50万円ぐらい(ただし、すでに議会事務局が管理する議会内でカメラ3か所が設置されています。上田市議会の場合は、地元CATVのカメラが設置)。現在は本会議、一般質問等がインターネット中継されていますが、常任委員会もネット中継を予定している。また議会報告会では、地域の要望というよりも市政や国政までに範囲が及ぶ議論となるようです。

会津若松市では、議会報告会ではなく、市民との意見交換会を年2回、全15か所で開催。市民からの上がった声を政策として検討していく『政策形成サイクル』を実施しています。この会津若松市ですが、議会基本条例等議会運営について、毎年数多くの地方議会が視察に来るモデル事例です。

さて、両市を訪問して、大変うれしかったことがあります。
今回の行政視察は議会に関することなので、先方の市では、地元の議員が説明そして質疑応答にこたえてくれるのですが、鶴ヶ島市では公明党の山中基充(やまなかもとみつ)議員(副議長、1962年9月13日生まれ)、
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写真:正面左から2番目
会津若松市では公明党の樋川誠(といかわまこと)議員(広報広聴委員会副委員長 1964年12月4日生まれ)が熱心に説明をしてくれたことです。
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写真左端

40代後半のの若き会派公明党の議員(但し、山中さんは5期目のベテラン)が陰日向でがんばっています。
 議会改革については、各地方議会が様々な取り組みを行ってきています。どこの議会が一番すぐれてるか、そのような競争(毎年、発表される議会改革度ランキングなど)も良いかもしれませんが、大切なことを見落としています。その市町村の住民がどれだけ、自分のまちの議会、議員に満足(この満足は、何かをしてくれたことだけではなく、意見交換ができる、情報がよく入ってくる、議会の役割がよく理解されているなど)かが問われるものであると思います。
 各地方議会のしくみの優劣よりもどれだけ議員が議会が努力をしているかが、大切ではないのか。
そんなことを実感した行政視察でした。