作家・伊集院静さんのインタビュー記事を改めて読みました。震災後、若者たちへ送ったメッセージです。
人より早く起きなさい・・今までの時間の使い方を変えることが生き方を変える始まり。
人の倍は働きなさい・・土日は休みだなんて考えてはだめ。これまでに倍以上は働き、その上で今まで倍以上を遊ぶ。
たくさんの人に会いなさい・・分からないこと、自分であり人間である、そのためにたくさんの人にあうこと。
人のために生きなさい・・人間としての品格を失わずいること、自分のためでなく人のために生きていくこと。
ハンディを生かしなさい・・欠点がある人間は必ず伸びる。それが成長する出発である。

そして、正義について語っています。
理不尽があるのが社会です。
それを知らずに、何かにつけて文句を言う人がいる。
きっと、こう思っているはず 一体正義とはなんなのか
世の中は理不尽が、まかり通っている。その前提の上で、正義を考えてほしい。

そして無所属の時間をつくること。
長年、仕事をしてきた人間は、どこにいても頭の片隅で仕事のことを考えている。でもそれでは新しい扉は見つからない。
(スタートラインより抜粋)


 若者にあてたメッセージですが、政治家が肝に銘じる言葉です。

 政治は妥協の連続だ、と言う方もいる、妥協しないことが信念に映ることもあるかもしれません。しかし肝心なことを確認する必要があります。
政治は『誰のため』、正義は『誰のため』にあるのか?
私は『誰のため』『何のため』が明確であれば、妥協は協調になる。
真の信念は、『誰のため』『何のため』が自らの行動に裏付けられる。